確定申告ならワンストップ特例はナシ。寄附金控除忘れずに。
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2月です。確定申告シーズンです。
ふるさと納税した人、
「ワンストップ特例だから楽ちんだわい!」
と思っていますか?
確定申告するならワンストップ特例は白紙ですよ。
ワンストップ特例は確定申告しない人だけ
●ふるさと納税をした自治体が5箇所まで、かつ
●確定申告はしない(年末調整だけで足りるなど)
人がつかえるワンストップ特例制度。
これがもし例えば、
「今回は医療費控除を受けたいから確定申告しよう」
となったら、その確定申告書には寄附金控除の記載も忘れちゃいけません。
もし忘れたら。。
返礼品を返礼じゃなくて、3倍くらいのお値段で買っただけ…
みたいなことになります。
確定申告書を提出するならワンストップ特例は消えます。
寄附金控除、忘れずに!
確定申告書等作成コーナーで
確定申告書の作成は国税庁が用意してくれている「確定申告書等作成コーナー」が便利。
約10億円の税金をかけて開発されたシステムで、さらに毎年、税制改正に対応したアップデートにも税金が投入されています。
これを使わないでどうしますか!
…というわけでして、便利ですし楽です。
使わない手はありません。
「間違えて?6自治体にふるさと納税しちゃったんです~」
という相談を最近受けましたが、作成コーナーがあればむしろ10箇所くらいしたくなりますよ!
(…という冗談を残してこの話は以上です。)
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
夕方から晴れるとの予報も当たらず、それでもそこそこ溶けてくれたかなと。
都内同様、甲府盆地も降ることをあまり想定していないようで弱いです。。