最終退行。感想文。
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『最終退行』Audibleで楽しみました。
池井戸潤作品には、いつも勇気をもらっています。
銀行マンとして失格か、人間として失格か
「最終退行」というタイトルからも想像できますとおり、半沢直樹シリーズ同様、舞台は銀行です。
そこで問われる『銀行の利益のためなら何をしてもいいのか?』。
そこで主人公・蓮沼は言うのです。
“銀行マンとして失格でも、人間として失格よりはいい!”
これだから池井戸作品、やめられないんですよねぇ。
組織でどう生きるか
池井戸作品を読んでおりますと、かつて組織人として生きていたころを思い出します。
理不尽な思いはいくらでもありました。
そこから逃げるように独立を選択。。
その点、池井戸作品の主人公たちは違います。
その生き様を読んだり聞いたりしていますと、会社人だったころを思い出します。
で、
おかしいと思ったことをなぜぶつけなかったか、
仕事を楽しくする方法を考え・実行したらよかったのではないか、
なーんてことを考えちゃうのです。
その上で現在(いま)
じゃあ今はどうかといえば、すっかり切り替えています。独立を楽しもうと。
組織でうまくいかなかったことに心残りはありますが、大なり小なり、後悔というものはつきもの。引きずってもいいことはありませんからね。
池井戸作品から教わるのは、仕事の前に人間としてどうか。
まぶしいくらいの正しい生き方に、軌道修正してもらっているのです。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●お客さまの担当者はタナカです。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
部屋の片付けが中途半端に止まっています。
もう一踏ん張りでスッキリしそうなのですが、今はその踏ん張り前。
ゴールが見えるとつい一息ついちゃう、悪い癖です。
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