ビジネス書は効くか。
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ビジネス書を読んでも意味がないー
という声を聞くことがあります。
でもたぶん、効く・効かないは人それぞれ。
ビジネス書は不要か
ワタシが密かに尊敬しているコンサルタント曰く、
「ビジネス書は読まない」。
小説は好きらしいです。語彙力つくから小説読めと。
以前はこの言葉にソワソワしたものですが、人は人、自分は自分。
そう思ってビジネス書を読んでいます。
実際、たくさん読むことで、しっかりアウトプットに繋げる人も多いです。
本のメリットは安価
本のメリットは安さ。
●たくさんの人が買うから安い、
●著者にとって本を出したという「肩書きに出来る」から安い、
など。
いろいろとあるのでしょうが、読み手には関係ありません。
メリットに乗っかるだけです。
もし、本のボリュームそのままに著者が公演(セミナー)したら。。
お金がネックでインプットが難しくなってしまいます。
デメリットは時間
本は時間がかかります。
速い・遅い の個人差はありますが、2,000円くらいする活字の本には、それなりの時間がかかるもので。
速読法
速読法をうたった本がいろいろと出ています。
合う・合わない があるので、他人の声や評判によらず、試してみてもいいかも知れません。
ワタシは「速読法」本は読まないことにしました。代わりに…ってワケでもないですが「読み方」本はちょいちょい買っちゃいます。読書量が多い人の「読み方」は参考になりますよ。
本はハードルが低い
知らないことを知ろうと思ったら、まずはネット検索でしょうか。
無料で知れるメリットは大きいものであります。
本は、著者がその道のプロ(あるいはセミプロ的)です。
ある程度信用に足りますし、ある程度以上のまとまった知識が得られます。
その道についての知識に不安があれば、「入門」「初心者」「まんがでわかる」など、カンタンな本を選べば良いわけでして。
誰に遠慮することなく、分かりやすい本をファーストステップにいたしましょう。
「安価」と被っちゃいますが、手軽さもハードルを下げてくれる一因です。
苦手なことを学ぶ(たとえば経営)
日本の学生は社会に出る前に経営について学ぶ機会がありません。
経営学がそうかといえば、残念ながら違います。
じゃあ社会に出れば学ぶ機会があるか…
少なくともワタシにはなく、残念なことに多くの社会人も同じではないでしょうか。
…となれば他人から学ぶ。本の出番です。
駄本をつかまないとも限りませんが、よほど高価な本でもなければダメージは少なめかと。
人を選ぶ「苦痛から逃げよ」系
ここ数年のビジネス書を見ますと、「ツライことはやらなくていい」というタイトルをよく見ます。
タイトルとして引力を感じますから、商業的な意味もあるのでしょうが。
中身はどうかといえば、すごくヤサシイ。耳に優しい言葉が並んでいます。
それがハマれば文句なしです。
が、最初からハマれるかどうかは分かりません。
好きなことにとことんハマる覚悟といいますか、継続することは必要になってくるでしょう。
ワタシは、この手の本では、上手く行きそうにないことが分かりました。今は読まないジャンルです。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
昨日記
「麒麟がくる」総集編ラストと「半沢直樹」を。
「半沢」のほうは、最終回後、Audible版「銀翼のイカロス」を聞く予定です。
昨日の1日ひとつ
- SDGsの本