「何を伝えるか」と同じくらい大事な「どう伝えるか」。更正の請求・修正申告のキホン
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細かく・正しく 伝えるより、「伝わるように伝える」ことを重視しております。
細かさは後付でいいですし、不要なこともあるからです。
『更正の請求』は「できる」
確定申告書を作成・提出して、納税もして。
その後(申告・納税の期限後)、申告書の計算などの間違いに気づいたとします。
間違えた結果、本来の(あるべき)税額より多く納税してしまった。。
こんな場合、「更正の請求書」を税務署に提出することによって、多かった分(多かった税額)を戻してもらうことができます。
当たり前ですが、税務署が「確かに多かったね」と認めてくれた場合です。
税務署(国)としてはたくさん納めてもらう分には問題ないので、納税者が「更正の請求書」を出すか出さないかは自由。
なので、税法の上では、「更正の請求書を提出することができる」という表現になっています。
「できる」とは【してもいいよ】ということで、【しなくても良いよ】ってことなのですな。
修正申告
反対に、税額を少なく申告してしまったケース。
これを修正して正しい申告書を出し直すことを、「修正申告をする」といいます。
国税庁のサイトで「更正の請求」と入力して検索してもらえると分かるのですが、
- 「更正の請求をすることができます。」
- 「修正申告をして正しい税額に修正してください。」
という具合に、文言に違いがあります。
「修正申告」は【してください】なのです。
税額を少なく申告するのはダメですぞ(なおせよ)、ってことなのですな。
どう伝えよう
「更正の請求」と「修正申告」の表現の違い(=細かい話し)については、本・専門サイト に任せればよいと思っております。
このブログ(と、ワタシのもう一つの事務所サイト)では、分かりやすく書き、分かってもらえるように書くこと。
「できる」とか「しなければならない」とか、細部にこだわることはしません。
“税額を多く申告ですねー。じゃあ更正の請求ですね”
“売上げ1つ抜けちゃいましたか。。修正申告っすね…”
という具合に。
専門家向けのものではない媒体でも、(許されるならば)似たような表現で書きたいです。
重箱の隅にこだわって結局伝わらない。
そんなことでは「書く」「伝える」甲斐がありません。
本日記
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ガンダムジオラマ界の巨匠的なかた? - 『市橋有里のやっぱり走って損はない』が、いつの間にか30分番組に。
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昨日の1日ひとつ
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