読書感想文。この夏,中学生にオススメしたい５冊。

 

夏休みが近いです。
夏休みといえばなんでしょうか。
そうです。読書感想文です。

中学生にオススメしたい５冊。紹介します。

 

長谷部誠『心を整える。』

2018年のロシアワールドカップのころ手にとった、長谷部キャプテンの本。

【過去記事】
長谷部誠 著『心を整える。』読書感想文にお勧め,パクリはナシで。-勝利をたぐり寄せるための56の習慣-

↑割とメチャクチャな書評を書いておりますが。。ｗ

自分のダメなところをサラッと書き、
それをどう克服してきたかを書いた。
読後感として、そんな印象でございました。

心は鍛えるものでなく、整えるもの。
長谷部さんが日本代表の主将であり続けた理由がわかります。

 

 

梅原大吾『勝ち続ける意志力』

日本人プロゲーマーのレジェンドといえばこの人です。

【過去記事】
勝ち続ける意志力 世界一プロゲーマーの仕事術（著者:梅原大吾）

梅原さんって、ゲーム関係のTV番組にあまり出演されません。
そんなこともあって、ワタシが梅原さんのファンになったキッカケは本でした。

その本、『勝ち続ける意志力』でもっとも印象的だったのが、

対戦相手の研究はしない
自分に力をつけてこそ強くなれる
（※要約です）

シビレますわぁ。。
「ストリートファイターV」では、ライバルたちが選択しない弱めのキャラを使うところもまた。

プロゲーマー梅原大吾のみでなく、人間・梅原大吾 がどう形成されたか。
学びしかない一冊です。

 

 

吉野源三郎『漫画 君たちはどう生きるか』

ロングセラー『君たちはどう生きるか』のマンガ版。

【過去記事】
漫画君たちはどう生きるか-大事なキホンを思い出した

難しそうで、実は難しいことは何も書かれていません。
難しそうな雰囲気を感じたのはワタシだけかもしれませんが。

ただひとつ。
自分をどうしていきたいか、決めるのは自分である。
書かれているのはこれだけです。

だから「他人を自分のモノサシで評価してはいけない」。
シンプルな内容です。

にゃあ！
中学生時代に読みたかったよ！
でも理解できたかは自信ない。。

 

 

水野敬也『夢をかなえるゾウ』

水野敬也さんといえばこの本ですね！

【過去記事】
「夢をかなえるゾウ」で読書感想文を書くならパクリはダメ

この本（夢をかなえるゾウ）は、
●「宇宙さん」の本とか、
●「ウケるは最強のビジネススキルである」とか。
おおくのベストセラー（的）な本に影響を与えています。
与えていると思われます。

ダメダメな主人公をコーチングする神さま。
この構造の元祖なのです。

ダメダメな主人公は読み手です。
だからガネーシャの言葉がグサグサ来ます。
「考えかたが間違っていたんじゃ？」と、考えさせられます。

未読のまま本棚に鎮座している「夢をかなえるゾウ２」。
読みますわ。。

 

 

為末大『諦める力～勝てないのは努力が足りないからじゃない』

「諦める」という言葉にはネガティブなイメージがあります。
しかし為末大さんの「諦める」は、勝利を願うからこその「諦める」でした。

 

ザックリ書きます。
為末さんは、勝利のために、戦う場所を移しました。

100メートルを諦めたのは決して後ろ向きな判断ではなく。
陸上を諦めたくないから100メートルを諦めたのです。

やり切ればナンバー1になれるか。
それはやってみないと分かりません。
確実なことは、1番になれるのが1人であるなら、多くはナンバー1にはなれないワケです。

そうなったとき、為末大さんの選択を思い出せれば。。
下を向いている場合じゃないっすね。