2021年分確定申告反省会。今後よりラクにするために。
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独立して5回目の自身の確定申告。
なんだかんだと毎回苦戦しておりましたが、苦戦のおかげで改善できました。
ぽちぽち入力していた勤務時代
独立する前、雇ってもらっていた税理士事務所でポチポチ入力していました。
入力していたのは事務所のお客さんの仕訳です。
預かった現金出納帳や、預金帳コピー・請求書などを元に、会計ソフト(経理ソフト)に入力していくのです。
これがまぁ苦痛でして。。午後は睡魔との戦いです。
この「魔の作業」ともいえる作業。独立初年度の2017年でも(途中まで)やっていました。
果てしない入力作業は、仕事じゃなきゃできなかった
2017年分の確定申告は、前述のとおり、独立1年目に当たるもの。
大したことないハズなのですが大変でした。
領収書などを整理するだけでソフトへの入力をずっとサボったことも原因ですが。。
『弥生会計』という、独立して初めて使った、不慣れなソフトだったこともあります。
入力を楽にする「科目コード」が頭に入っているソフト(勤務していた事務所で使っていたやつ)なら、少しは楽だったでしょうけれど。
前提はどうであっても、このシンドイ作業というものは、サラリーマンとしての仕事だからできたことでした。
個人事業主の自身の経理や確定申告は、仕事とはちょっとちがいます。
義務でありながらも、サボっても誰かに迷惑はかけません。
修行僧のようなやり方は向いていないものだと思っています。
EXCEL(CSV)ファイルから経理ソフトへ
この入力をなんとかできまいか。。
え? 弥生会計はCSVファイルから取り込みができる?
CSVファイル(EXCELで開ける)への入力なら楽そう!(コピーできるし!)
というわけで、日々の経理はEXCELファイルで行うようにしました。
EXCELならば毎日開きますからね。1日に1つか2つ、現金支払いを処理するだけ。
売上げは、「業務簿」という税理士がつけないといけない「簿」(EXCELでつくっています)に記録。
EXCELと相性がいい経理ソフトならば、EXCELに「日付」「金額」「内容」をチャチャっと入力しておけば後が楽です。
預金については、入出金データがダウンロードできればそれが活用できます。
弥生会計への取り込み(インポート)はEXCELファイルのままではNGですが、CSVファイルとして保存しなおしてからすればOKです。
慣れた方法から離れるメリット
日々の経理や確定申告に限らず、慣れた方法(ソフト)を捨てるには勇気がいります。
経理ソフトへの入力が慣れた方法であれば、それを続けるもよし。
そこをあえて捨てるとしたら、よりよい方法を探すキッカケにしない手はありません。
2021年分を反省
方法を変えてどうなったか。ちょっとでも手応えがあったら意味はあります。
今は時間がかかったとしても、変えていく方向に舵を切る価値はある!(きっと)
というわけでして、せっかく1年分の確定申告書を仕上げたことですし、振り返りをしてみましょう。
軽く。サクッと。なんとなくでも。
大変だったところ、ちょっとはあるはずなので、そこを忘れてしまうのはもったいないですから。
freeeの連携が不安。。(おまけ)
最後に「会計freee」の話を。
クラウド会計として名を馳せた「会計freee」ですが、ここのところ不安を感じざるを得ません。
というのも、連携できるカードが減っているのです。
連携できなくなると、
●カード会社からデータを取得
●freeeに取り込む(インポート)
しないといけません。
手作業で。。
そのデータがPDFファイルだったりすると、取り込む前に一工夫必要になります。
今後どうなるか分かりませんが、ある程度の覚悟はしておきましょう。
ショックを和らげるために。。
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
晴れているのに冷たい風が。
「寒の戻り」というやつだそうです。
ぜんぜん関係ありませんが、本日から成人年齢が18歳に引き下げ。
税の世界にも影響がいろいろありますね。
昨日の1日1つ
●ウィルキンソンレモン
●じゃないとオードリー
●上田晋也・若林正恭の撮れ高
今日のラジオ
●吉住の聞かん坊な煩悩ガール
●佐久間宣行のオールナイトニッポン0