もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら(もしドラ)
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ずっと気になっていた「もしドラ」。
“すべての組織で役立つ” ということで、フリーランスにはどんなもんでしょう…
と思いつつ、読んでみました。
アニメコミック版で。
ゴールは何
アニメコミック版※ということで、大事なところだけをギュギュッと濃縮したもの(らしい)。
大事じゃないところ? は、学園ドラマな感じでした。
その大事なところですが、
- チームの目標を明確に
- 目標達成のためのメンバー各自の行動を決める
といったところでしょうか。
ものすごーくシンプル。
※・・アニメ版を書籍化したんですって。全編カラーです。
ヒトリ(フリーランス)でも使えるか
使えます。たぶん!
ゴールを決めて逆算することは、チームでも個人でも有効な手段でございましょう。
たぶんですよ、たぶん!
残念なところ
マンガ版にいろいろ求めちゃイカンと思いつつ。。
「最初から取り上げてくれるな…」
と思うことがたくさんありました。
ひとりひとりと面談
弱小野球部にマネージメントを取り入れるにあたり、個別で面談を行います。
その結果、個人の希望がどのようにチームの方針に反映されたのか。
残念ながら「アニメコミックもしドラ」では語られていません。
希望がチームの方針になったのは、監督の「ノーバント」「ストライクしか投げない」「前進守備」くらい?
あと、部員→マネージャー→主将 とキャリアチェンジ? を果たした部員の、「マネージャーへの転身」くらい?
他の部からコンサル依頼
「野球部がなんか燃えてるぞ」
という噂?で、アチコチの(ヨソの)部活動からコンサルティング依頼を受けるマネージャー。
話しがどう広まって「来てほしい」となったのか。。謎…。
家庭科部とのコラボはうまくいった感じ、
応援団との合同練習? もそこそこいい感じ、
だったから、OKなのかなー。
入部希望者数がゴイゴイスーなことに
入部希望の新入生が31人も!
なにも結果を残していない野球部に、なぜこんなことが起こったのでしょう。。
グラウンドが狭い、練習設備が弱い、ほかの部活動が人数不足になってしまう
などの理由から、面接を行う→入部を12名にしぼる という流れになりますが。。
入部させてもらえなかった1年生が、フツーに気の毒です。
弱小野球部が学校全体の部活動を心配します?
ドラッカーは結果と課程、どちらが大事と伝えたかったの?
ネタバレしますが、最後のほうで、入院中のマネージャーがお亡くなりになります。
物語の主人公マネージャーは「結果主義」。
亡くなるマネージャーは「みんなとガンバれたことで十分」
と、終盤になって意見が分かれるシーンが。
マンガ版の中で「どちらが正しいか」には触れていません。
最後の最後「結論は読者にゆだねる」ということなのでしょうかねぇ。
原作のほうがいいかも
わざわざブログで紹介しておきながら、ハンパ感は否めず。。
時間かかっても原作のほうが得るものはありそうです。
「もしドラ(原作)読んだけど、意味がわからなかった!」
という日本人、けっこう居るとかで、憂いていた有名な方がおりましたが。
ちょっと難しめの本をガンバって読んだほうが、回り道のようで近道かも知れません。
「それを言っちゃあ おしめえよ」なシメで御免なさい。
本日記
「有吉くんの正直さんぽ」で杉並区方南町が。
26、27歳の約2年間、住んでいた街です。
いわゆるブラック会社勤務だったので、丸ノ内線の最終電車にも乗れないことしょっちゅう。
乗り過ごしたときは京王線です。
代田橋駅から歩きました。
時間もお金もかかって、残業代も出ないというトリプルパンチ。
さらには翌朝、方南町駅近くの駐輪場に停めた自転車が使えないという。。
つまり方南町駅まで徒歩。プラス、ワンパンチ。
記憶のほとんどが切ない内容ですw
昨日の1日ひとつ
- 六本木に井戸を掘る!