「生涯現役という生き方」闘魂三銃士 武藤&蝶野 の生き方
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武藤敬司と蝶野正洋。
新日ファンだった(過去形…)ワタシにとって、神様レベルの大きなお二人です。
そんなワケでなんとなく読み始めましたが。
意外や意外、しっかりビジネス書でした。
しかも経営者向けの。
蝶野さんについては「笑い上戸」というカワイイ一面。
そして経営者という一面にも、ギャップ萌えしています。[/speech_bubble]
プロレスラーは個人事業主
実はプロレスの元大ファンのワタシ。
新日本プロレスに関しては4歳から見ていた記憶があります。
(K-1・PRIDE の人気に乗って、見なくなってしまったダメファンですが。。)
この本を読んでビックリしたのは、会社に所属していながら、プロレスラーは個人事業主であるということでした。
海外修行命令→給料ナシ
最近のプロレスを知らないのですが。。
新日本プロレスの場合、新人レスラーは「ヤングライオン」と呼ばれる時代を過ごし、その後海外に飛びます。
ほぼほぼ強くなって帰国するのですが、海外のリングに上っている間は新日本プロレスからの給料が出ないというのです。
その海外のリングでは、お客を呼べるレスラーにならないと給料がもらえません。。
まさに個人事業主。
(メチャクチャ厳しいですな。。)
怪我とのたたかい
武藤さんといえば(?)両ヒザに爆弾。
蝶野さんに怪我のイメージはなかった(※)のですが、腰に爆弾を抱えており、治せる医者がいないか世界中を探し回ったのだとか。
プロレスは負けるにしても見せ方があります。
その前(試合中)にも見せかたはあって、動き続けることが出来ないなら「見せつつ間(ま)をとる」とか。
武藤さんの場合だと、お馴染みのポーズを思い浮かべる方も多いでしょうか。
この「見せ方」というものも個人事業主にとって大事ですよねぇ。
※…長期離脱があったそうです。岐阜のゴイスーな整体師のおかげでリング復帰。
“ベンツより自己投資”(蝶野正洋 氏)
蝶野さん、自由になる1千万円が手元にあったとき、
「ベンツを買うか迷った」
のだそうです。
奥様がアパレル方面に詳しく、ミシンの扱いも上手かったので、起業を決意。
「ARISTRIST アリストリスト有限会社」を設立しました。
自分にできることの整理(蝶野さんの場合、プラス、パートナーにできること)をして、
「車はまた欲しくなるよなぁ」と考えて、
起業に舵(かじ)をとった蝶野さん。
ホント頭の良いひと。
感想
思いのほかビジネス書でした。
構成は、武藤さん半分、蝶野さん半分。
実は武藤さん(グレート・ムタ)の大ファンだったということもあり、蝶野さん執筆ブロックにあまり期待していませんでした。。
悪党。ヒール。黒のカリスマでしたし。
武藤さんの「見せかた」「体を鍛えるのがスキ」「プロレスラーが向いている仕事だと思った」など。
仕事に対する姿勢に ほほぉ とうならされましたし、ココかしこに武藤イズムを感じられる文面。
チョーノブロックはオマケかな…なんて。。
で、蝶野社長です。
武藤さんは全日社長であったのに対し、蝶野さんは「より個人事業主」。
立ち位置としては、ワタシにより近い話が出てくるのは蝶野さんでした。
- 腰のケガと冷静に向き合った
- 新日をどうしていくか悩んだ新日時代
- 目先の欲望より自己投資
- 奥様の特技を生かした起業
黒のカリスマにピッタリな市販のコスチュームが見つからず、奥さんに作ってもらったら大好評だったという当時の話しも。
2018年11月10日、北杜市で武藤さん(と小橋建太さん)のトークショウがあります。
行かねば。
編集後記
U-NEXTという動画サイト。
HUNTER×HUNTER、一周見ちゃいました。
無料期間、ずいぶんお世話になりました。。
昨日の1日ひとつ
- エスプレッソかりんとう
- 冷製焦がし担々麺(豚火限定メニュー)