ミネラルウォーター税について勝手に語る
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山梨県は「ミネラルウォーター税」というものの導入を検討していまして、第1回の検討会が平成17年6月に行われています。
その後、検討会は第5回まで開催。
反発が大きかったことが影響したのか、それともコロナの影響か。
ミネラルウォーター税について、山梨県庁のサイトは、2019年2月の更新を最後に止まっています。
…が、「税のしるべ」令和4年5月2日号によれば、あらためて議論がされていくとのこと。
いち山梨県民として、思うところを書きます。
誰からとるの? ミネラルウォーター税
そのミネラルウォーター税。
いったい誰から徴収するのでしょう。
まぁこれは誰しも予想できることかと思いますが、山梨県内の源泉からミネラルウォーターを採取し販売する事業者を想定しているようです。
ハイエースで乗り付け、持ち帰る人たち
山梨県内の源泉からミネラルウォーターを採取することについては、以前からニュースになっていました。
ハイエースなどで乗り付け、採取する人たちのことがです。
そりゃあもう、けっこうな量を持って帰る人がいて…。
ニュースを見る方としては複雑な気持ちになるものです。
そういう気持ちになるよう編集しているのかも知れませんが。
しかしそれを取り締まる法律はありません。
ネット民は反発?
ミネラルウォーター税を取り上げたネット記事によると、ネット民が反発しているようなことが書いてあります。
本当のところは分かりません。むしろ怪しい。。
採取している数人が大勢を装っているかも知れないからです。
ミネラルウォーター税、アリだと思う
私としてはアリだと思っています。
現状のまま、ナシでもOKだと思っていますが。
前者のミネラルウォーター税「アリ」と思う根拠は、山を保護するための費用や、林業を営む人たちに渡るようにしてもらえればと。
財政難の山梨県のお財布事情が目的であっては困ります。
後者の「ナシ」は、ミネラルウォーターのペットボトル、よく飲みますから。
運送費やパッケージの費用などをかけている販売元が利益を得ることに抵抗はありません。
ミネラルウォーター税がかかっても、利益は出せるでしょうが。。
正しく徴収できるのかどうか
どのタイミングで税金をかけるのかも問題です。
採取時か、パッケージ時か。
ミネラルウォーター税も製造原価みたいなものだろうと、ミネラルウォーター税自体に消費税がかかる二重課税(タックスオンタックス)が起こる可能性も気になります。
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
実家の種まきを手伝い。
いよいよ田んぼシーズンです。
ちなみに後は継ぎません…というか、継げません。
田植機は最低でも50万円以上。
トラクター、コンバイン、乾燥機が各300万円くらい。
ハイテクコンバインだともっと高いです。
それぞれが買って10年ももたなかったりするのですから、よほど大規模じゃないとやっていけないのが日本の農業です。
昨日の1日1つ
●記憶捜査2~新宿東署事件ファイル~
●通帳画像にペイントソフトで適用を書く
今日のラジオ
●藤田ニコルのあしたはにちようび