国家資格などの申請書がデジタル化している(していく)らしい
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“2024年8月6日から各省庁が所管する国家資格等の手続きにおいて、マイナポータルにてオンライン申請等を可能とします”
だそうです。
この日からすべての国家資格が…ではなく、資格によって開始時期はちがって、税理士の場合は2025年3月予定だとか。
何かしら楽になってくれるといいですね。
マイナポータルでオンライン化
下の方に「メリット」を貼り付けますが、オンライン化がメリットになるかかどうかは人や資格によりそう。
税理士の場合ですと、申請することなんてそんなに。
いやまぁ、始まってみないと分からないですかね。
デジタルで手続きができる
わたしは税理士なので、税理士登録についてちょっと書きます。
税理士登録とは、税理士試験に合格するなどして税理士登録の資格を得た人が、「税理士になりたいなー」となったらできるもの。
そのためにはまず、事務所を構えたい住所を所管(管轄?)する税理士会支部から、登録のための書類一式をもらってきます。
で、アホほど膨大な書類の作成や取り寄せをしまして、30万円くらい支払って、よく分からない審査を受けます。
審査で問題なしと見なされれば、事務所となる場所に税理士がやってきて話(ほぼ世間話)をします。
税理士バッヂなどをもらうのはもうちょっと先になりますが、これでもう登録です。
バッヂなどの前にスッと登録になるのは、税理士会が少しでも早く会費を取りたいからだと思っています。
冗談はほどほどにしまして。。
訪問はアナログだとしても、書類がデジタルで済めば楽ですね。
税理士会支部への往復がなくなって、お金は振り込みでOKと。
(現ナマで持っていくのは面倒です)
メリット
このブロック、以下デジタル化のメリットについて、デジタル庁サイトからの引用です。
- 各種申請
- 各種申請書類のオンライン提出が可能
- オンライン支払いが可能
- マイナンバーの活用により住民票等の写しの提出を省略が可能
- 申請状況の確認が可能
- マイナポータルからのお知らせを確認可能
- 資格の維持
- 婚姻や引っ越し等による氏名・住所等が変更された場合や死亡時に必要となる手続きの簡略が可能
※資格ごとに取扱は異なります。
- 婚姻や引っ越し等による氏名・住所等が変更された場合や死亡時に必要となる手続きの簡略が可能
- 資格の活用
- 自身の保有する資格情報をマイナポータル上で参照可能
- 真正性の確保や偽証防止機能等を設けたうえで、資格情報を電子媒体の形式で出力、表示が可能
- マイナポータルAPIの活用により外部システムへ資格情報の連携が可能
(ここまで引用)
税理士に関していえば、税理士カードの存在のせいで、自身のマイナンバーカードが使いづらかったですので。
まぁまぁ悪くないかもしれません。
婚姻で「姓」が変わった時の手続きが楽になるのは、すべての人がメリット享受できそうですね。
スマホなどで証明書を提示できたり、紛失リスクが無くなるのも良さそうな感じはします。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
本日記
どうやら夏休みです。
特に決めずとも、周りが休みなら休みというのがフリーランス。
…なのかどうかは分かりません。
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