ふるさと納税について考えるフリをします
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「ふるさと納税について考えよう」
という趣旨のYahooニュースを見ました。
いやいや…
そんなのマジメに考えたら、ダメに決まってるじゃないですか。。
そもそもの趣旨
元総理大臣の菅義偉さん。
…が、官房長官時代だったと思うんですが、肝いり的なところで始まったのが「ふるさと納税」。
そもそもの趣旨は「育った土地に住民税を落とすことができますよ」ということでした。
たとえば東京なんて土地は地方出身者の集まりです。
(わたしもかつてそうでしたので許して…)
稼ぐ段になって東京に税金を落として、税金投入して育ててくれた田舎に一切落とさない。
それってちょっと変じゃないですか?
…という疑問が始まりです。
実際はどこでもOK
それならば「ふるさと納税っていいね」となるはずが。
実際のところは、違う意味の「いいね」になってしまっています。
マジメに考えたら廃止
ですので、現行の「ふるさと納税」についてマジメな意見を言ったら【即刻やめるべき】ということになるのかなと。
あるいは、改正して、『学生時代までの所得がなかった時までに住んでいた自治体にだけできる』とかね。
地方の農業などを支えている
だからマジメに考えちゃダメ!
…とも言いづらいのですが、それよりも地場産業ですかね。
今や「ふるさと納税」は、農家などの大きな支えになっています。
巡り巡ればそれがまた国や自治体の税収になるわけでして。
必要悪じゃないですけれど、キレイ事ばかりじゃ世の中は回らんのですよ。
東京を始めとした都市圏の税収が減ってしまうのが問題だと言われますけれど、都市圏へは、ヨソで育った人材が入ってきますからね。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
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