ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

全経税法検定(2024年10月実施分)の合格率が出ていた

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2024年10月実施の全経税法検定。
合格率が全経のサイトにUPされていました。
以下、わたしが学生に講義している2税目の各3級だけについて書きます。

 

法人税法3級:92.11%

例年80%強の法人税法3級。
なんと92.11%でした。

第2問が減価償却。
第3問は安定出題の交際費で、寄付金はなし。
計算がずいぶん簡単であったことが要因でしょうか。

消費税法3級:92.44%

消費税法3級は例年9割超えの合格率。
今回もほぼ同水準でした。

2022年10月実施のときは理論・計算ともに軽減税率が初登場。
この時の合格率は49.07%でした。例年9割超の合格率が…です。
この回は、軽減税率の「6.24%」の記載ができなかったものと思われ。
その前に「100/108」で税抜きにしなければいけないところも間違いがおおかったのでしょう。

それ以来軽減税率は理論問題でしか出題がなされておらず、そうなると合格率は高いところで安定するようです。

次回予想

法人税法3級は、第2問にそろそろ貸倒引当金が出そうです。
第3問は毎年ほぼ変わらないので、あとは第1問対策。
過去問の第1問をズラーッとこなせばバッチリです。

消費税法3級は、出題の可能性は低そうですが、計算問題の軽減税率をおさえておきたいところ。
第4問に軽減税率が出題される可能性まで考えられると、何が来てもこわくありません。
理論対策は、過去問の第1問・第2問を数おおくこなせばバッチリです。

Writer|田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

 

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