ひとり経理のあなたへ。だが効率的ではある

 

ひとり経理のあなたへ。
…という営業メールが来ました。
大変でしょう？いい方法があるよ？
…という趣旨だと思いますが、1人でブラック化しないのなら「ひとり経理」は悪くありません。

ちなみにメールのタイトルは「ひとり」で記事は「1人」でした。
まぁどっちでもいいですね。

 

ひとり経理は悪くない

ひとり経理とは文字どおり経理担当が1人であることでしょうか。
わたし個人のイメージは、小規模事業者が自ら経理をすることです。
そのイメージのまま話を続けますとそれが一番。
売上も経費も、一番わかっている本人が経理をすることが一番効率がよいです。

誰かに頼む手間

営業メール放ったらかしで話を続けます。
個人事業者だと地元の商工会に経理と申告をお願いできますが、それは楽なのであって、効率はよくありません。
よくなくても「楽」が上回る…ってことですね。

資料を丸投げして、受け取った側がウーンとなった箇所について、依頼者に聞く。
これの繰り返しでやがてまとまるわけです。
商工会ご担当者のご苦労があってのことですね。
だから経営者自身が経理するのが一番効率がいいと。

ちなみに雇用されている経理担当者についていいますと。
2人以上でするなら担当する箇所をしっかり決めないと、手分けしたことによるミスが起こるでしょうね。
ま、こっちのパターンは、わたしにはよく分からないのですが。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当（2019年4月～）
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演（東京地方税理士会広報活動）
●ブログは毎日