納税より生活。金沢国税局が呼びかけ。

 

共同通信の記事によると、金沢国税局が
「納税よりも生活を」
と石川県・富山県の被災者に呼びかけを行っているとか。

ネット環境を失くしてしまい、
それによってニュースを目にすることもできず、
申告納税期限が延長になっていることを知らないかたが多いようです。

 

ネット環境

被災して困ることはたくさんあるでしょうが、その内の1つがネット環境。
能登半島にはわたしと同業（税理士）もいるはずで、もしわたしがその立場だったら廃業するしかないかも知れません。
そこまではいかなくても移転は避けられないでしょうか。。

どんな仕事でも今やネット環境は無くてはならないもの。
税理士についても同様です。

落ち着いてから税務署へ

2024年元日の能登半島地震。
被災した人や会社についての確定申告などの提出期限は延長。
落ち着いてから「り災証明書」をもって税務署へ
…と国税側はアナウンスしています。

というわけですので確定申告などは後回し。
そうなると定額減税の恩恵を受けるのも先延ばしとなってしまいますが。。
すでにメチャクチャ感のある定額減税ですが、被災した方々にとってよいほうに変わる可能性はありますね。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。