最高株価なのに景気が悪い理由を素人目線から
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2024年3月1日、日経平均の高値が39,910円に達しました。
バブル期の最高値どころか、初の4万円台も見えたところ。
なのに景気がいい感じがしないのはなぜなのか、塩漬けホルダー目線で書いてみます。
円安
2024年3月初めの「円」、安いです。
だいたい1ドル150円くらい。
これってアメリカ人から見たら日本のモノは安い安い。
株だってそうです。
日本円で3万円の株がドル建てでは200ドル。
1995年は1ドル80円の時代があったのです。
アメリカ人から見たら倍近くの差があります。
日本の株式市場はほぼアメリカの投資会社などに握られていますから、アチラさんから見たら日経平均はたいして上がっていません。
バブル期の3.5万円と、令和の3.5万円
貨幣価値でも考えてみましょう。
1990年の1万円と2024年の1万円。
価値が高いのは1990年のほうです。
日本人の給料は何十年とほぼ上がっていないので、日本に住んでいるとわかりにくいのですが。。
貨幣価値は間違いなく落ちています。
今現在の日経平均が4万円だとしても、バブル期の最高値(3.6万円くらい)には及ばないと言ってよいかと。
ここ2年の物価高
ロシアが仕掛けたウクライナへの侵攻で物価が上がって、ここ2年で貨幣価値の下落が加速しました。
わたしの身近なところですと「弥生会計」という会計ソフト。
税務ソフトも上がりましたが、弥生はわたしのお客さんも使っておりますのでね。。
以上、今の日経平均4万円、素人目線でも中身スッカスカです。。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
マウスのスクロールホイールの調子が悪い。。
ということで買い替えを検討していました。
で、カーソルが動かなくなりまして、電池切れを疑ったらそのとおり。
ホイールの調子も戻りました。
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