タカラトミー出産育児祝金制度、子1人200万円支給

 

タカラトミーが「出産育児祝い金」と「応援手当」の支給について発表しました。
国や自治体には到底真似できない、すばらしい取り組みだと思います。

 

内容ざっくり

タカラトミーは7月1日から、社員の出産・育児の支援目的で「出産育児祝い金」制度を開始
社員やその配偶者が出産した際、子1人につき200万円を支給すると発表
さらに、育児・介護などで出社できない社員の給与の3割を、業務をカバーする社員に「応援手当」として支給

いやーなかなか思い切りましたね。
優秀な社員が結婚を機に退職したりしないように…
という思いもあるのかもしれません。
双子なら400万円ですからね、なかなか出来ないですよ。

 

税金はかかる

青汁王子こと三崎優太さんがXにしていたポスト、
【この手当に課税しませんよね？】
という趣旨のものを見ました。
確かにそこに税金かけてくれるなとは思います。
「課けない」に賛成です。

しかし残念ながら、現行の税法ではかかる。。
通勤手当や出張手当など、非課税とされるもの以外の「手当」には通常の給料同様にかかっちゃうんですよね。

 

余談）出生率じゃなく出生数

最近知ったのですが、出生率はそんなに落ちていないらしいですね。
結婚した夫婦から生まれる子の数はそんなに減っていないと。
となると昨今の少子化は未婚率の増加にあって、出生数で話をしないと誤解が生まれるということらしいです。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。