ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

田んぼ耕地面積の減少について

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「田」が減っているそうですね。
わたしの父がやっていますが、「田」については今の時代、小規模ではやっていけませんからね。

 

機械がバカ高い

トラクター、田植え機、コンバイン、乾燥機など。
米農家ってめちゃくちゃお金がかかります。

コンバインについては高機能化と共に値上がりも右肩上がり。
もはやある程度以上の「規模」を前提としているように思え、小規模な米農家には金額的な回収が難しいです。

「下町ロケット」の場合

池井戸潤さん原作の「下町ロケット」。
これに登場する「殿村家の米」は、自動運転トラクターなどの実験で機械の提供を受ける様子が描かれています。

殿村家も小規模農家(田1枚)で、性格の悪い同級生(農業法人経営)から一緒にやろうと誘われていました。
この誘いは合理的で効率的で、双方にとってメリット大なんですよね。
誘いは断るんですが、農機具を自前で買い替えとなれば、殿村家の米の販売価格を倍増以上にしないといけないでしょう。
(作品中、いくらで売っていたか知りませんが…)

売上げで回収できない減価償却資産

ブドウ農家の場合、初期費用として1000万円くらいかかるらしいです。
シャインマスカットを筆頭に、儲かる印象のあるブドウ。
実際儲かるようですが、気候リスクや窃盗リスクなど、必ずはありません。
(…が、がんばれば可能性は高い)

しかし米については、小規模だと確実に投資が回収できません。
売上げが低いと、機械類にかかったお金を回収する前に買い替えが来てしまったり。
修理対応で繋いでも、ちょっと古くなると修理部品の調達が困難になってしまいます。
米については大規模化を図るか、撤退するか。
後継者の問題より先に、その2択です。

Writer|田中雅樹(税理士)

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日

 

本日記

3DSの「ドラゴンクエスト7」を牛の歩みでやっています。
いやー、キャラが大きすぎてやりづらい。
22年前くらい前のPS2版でしたか、同作で遊びましたが当時は真っ黒な会社勤務。
とりあえずクリアできれば何でもOKな遊び方をしてしまいました。
というわけで歩みは遅くとも、話が分かる遊び方で裏ボス撃破まで楽しむ所存です。

今日のラジオ

●オードリーのオールナイトニッポン
●佐久間宣行のオールナイトニッポン0

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