革命のファンファーレ(西野亮廣 著)は現代社会を知る教科書だった。
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「革命のファンファーレ」です。
精読スタイルで最後まで。
サクッと読みやすく、分かりやすかったです。
多くの人にとって「こんな売り方があるのか!」と、ビックリさせられる本ではないかと。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士やってるタナカです。しばらく「本」続きになりそうです。
たくさん買ったので。。[/speech_bubble]
“入り口でお金を取るな。マネタイズのタイミングを後ろにズラして可能性を増やせ”
例えば、わたしの場合で言えば、入り口はブログです。
(税金の話しは事務所サイトのブログ。)
ここでわたしを知ってもらって、依頼をいただく。
入り口でお金を取らないスタンスは、ブロガーならやりやすいハズ。。
暗に感じてもらえる仕組みを、考え直そうと思いました。
この話しに続いて、↓コチラです。
“ネタバレを恐れるな。人は確認作業でしか動かない”
人は損をしたくない。
だから、絶対に損にならないものにしかお金を使わない。
ということです。
「君の名は。」がおもしろいと評判を聞いた。
だから見に行った。
こんな具合です。
西野亮廣さんが、↓こういう発信をする理由ですね。
“無料公開を批判する人間に未来はない”
「えんとつ町のプペル」の電子版無料公開。
けっこう世間がざわつきました。
わたしも電子版は読みました。
姪と甥に、紙版を買おうかと思ったほど。
(実際は買わず。)
自分の子どもがいないわたしですら、買おうと思ったくらいです。
イイものであれば、確認作業の後、買うのです。
西野さんの戦略は、
「親は忙しい。が、本屋で立ち読みして、外れないと確信した上で絵本を買っている。だから無料公開でいいのだ」
というものでした。
無料公開はバクチでもなんでもなく、批判するほうが的外れだったのですね。
“過去の常識にしがみつくな。その船は、もう沈む。逃げろ”
絵本をまるまる無料公開。
常識にとらわれていたら、出てこない発想です。
無料公開がニュースになり、人目に触れ、売上がグンと伸びたと書かれています。
大人が読むなら電子版でOKでも、子どもに読み聞かせるなら紙の本にかないませんから。
西野さん、ビジネス書についても売り方のスタイルを持っています。
それについても書かれていますので、気になる方は「革命のファンファーレ」でご確認をば。
“次の時代を獲るのは「信用持ち」だ”
『西野亮廣は金持ってるはずなのに、しょっちゅうクラウドファンディングを使う。気に入らない』
というのを、ネットでけっこう見かけてきました。
それを見てわたし、
「あぁ、そりゃあんまり良くない感じだなぁ」
と思ってきたのですが。
この本を読むと、なぜ西野さんがクラウドファンディングを使うか、腑に落ちます。
カンタンに書くと、
- 出資者に参加してもらう
- 出版社に根拠をもって数字を提示する
ため。
芸能人であればクラファンに成功するかと言ったら、そうでもなく。
大切なのは「信用」だと。
クラウドファンディングを使ってお金集めを考えている方には、この辺り、参考になるかも知れません。
「革命のファンファーレ」感想
大学出て教員になった学校の先生に「お金」の話しは分からない
と、何度となく、本書の中に書かれています。
ただでさえ動きの激しい時代にあって、お金の基礎を学んだことがない。
商売のしかただって、学校に通っているだけでは知りようがありません。
なぜなら、学校の先生だって知らないから。
無料の情報、有料の情報、いろいろあるわけですが、時間は等しく消費します。
今回この本を読んで、西野亮廣という人が、わたしにとって、無視できないビジネス書作家だということが分かりました。
アップデートされた次作、待ってます。
編集後記
現在開催中の冬季オリンピック、ほとんど見ておりません。
そんな中、羽生結弦さんのSPを見ました。
ケガ明け、復帰初戦であの滑り。
「ヒーイズプロフェッショナルや!」と、わたしは叫んではいませんが、スラムダンク彦一が頭のなかで叫びました。
昨日の一日一新
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