「確定申告100件です」にソッポを向けるヒトリ税理士という独立。
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税理士の繁忙期とされる所得税の確定申告期(2月から3月15日)。
独立前、この時期の忙しさが嫌いでした。
自分自身が税理士となって独立した今と独立前を、同じ時期で比べると、いろいろな意味で楽になりました。
時間とお金と意識
確定申告書を作る件数が減りました。
独立前の、他の税理士の下で働いていたときの担当件数より少ないからです。
じゃあ稼ぎも少なくなったかというと、そんなことはありません。
経営者の端くれとなった今、当時の給料を「安すぎた」とは思わなくなりましたが。。
まぁ安かったですが。。
繁忙期でも定時に近い時間で帰る工夫をしていましたが、それでも縛られている感はありました。
仕事をさせられている意識が強かったせいだと思っています。
それは、
●最終的な責任がない
●最終的な判断ができない
ところも、大きかったのかも知れません。
お客さんのことが大好きで、お客さんのことを応援したい気持ちがあっても、給料を出すのは雇い主。
「雇い主」のほうを見ないことには、評価がありません。
支払い主の強み?ということもあってか、理不尽な思いもしましたし。
独立後は、
●Win-Loseな仕事は断れる
●お客さんのほうを見て仕事ができる
一言であらわすと「仕事を選ぶことができる」というワケです。
件数で仕事をはからない
独立当初、まったく仕事がありませんでした。
そんな中舞い込む話しは「月1万円で全部やってくれ」というもの。
すべて断りました。
理由は、仕事がとれるようになれば、真っ先に断ることになるからです。
このあたりグダグダと書き始めればいくらでも書けてしまうのでココまでとして。。
そんなワケで、件数を仕事の評価とはしていません。
経験重視ならお金は二の次
報酬は安く設定していません。
でも、経験を重視したいものは、お金は二の次。
専門学校の非常勤講師をしているのがソレです。
税理士会の講師派遣を引き受けているのもいっしょです。
人の話しを聞く(ひたすら聞く)というのはシンドイものです。
「勉強に来た!」という意識であっても、限界はすぐにやってきます。。
ワタシ自身そうです。
そこをどうするか。
簡単じゃなくキツイこともたくさんありますが、チェレンジしがいがあります。
【続き】「確定申告100件です」にソッポを向けるヒトリ税理士という独立。-2-
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●お客さまの担当は開業時よりすべて所長(タナカ)が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
●山梨日日新聞「セミナー暮らしと税」年3~6回担当。
本日記
- ちょっと気が抜けたか、腰がいやーな感じに。
こういうときは早めのメンテナンスに限ります。 - 見逃したドラマ「竜の道」。
TVerで再放送?が始まりました。
悲しく切ない話ですね。。
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