ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

理解できないことを理解して、行動する。勉強の順序と、法人税の別表。

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ためには、まず一歩を踏み出してからであります。

そしていきなり「お金」の話しになります。

 

利益とお金

会社や個人事業者の「もうけ」。
「もうけ」は数字を並べて計算するものです。
しかしコレがけっこう不思議です。

たとえば利益が減っていても、

反対に、手持ちのお金は増えたりすることがあります。

それぞれが逆のパターンも有り得ます。
「利益増」なのに「お金減」というやつです…。

 

 

「会社の利益」と「会社の所得」

誤解をおそれずに書きますが、「利益」と「お金」が必ずしも一致しないのと同じで、
「売上から経費を差し引いた利益」と「法人税の所得」も、必ずしも一致しません。

 

 

法人税の申告書

「会社の利益」を「会社の所得」に変換するためには、「別表四」という表を作成することになります。
その変換のために発生した「利益」と「所得」のズレの内訳(内容)は、「別表五(一)」という名前の表に書いていくルールになっています。

この「四」とか「五(一)」とかの理屈はスルーしていただいてまったく問題ありません。
(※少なくともこの記事は、申告書作成の勉強のための記事ではありません。)

まぁ大丈夫なのですが、
「別表四」というものの理屈を知りたいのなら、「別表五(一)」の理解も避けて通れなくなります。

逆もしかりで、「五(一)」に書かれたズレが『どう発生』し『どう解消』していくかを知るには、「別表四」を無視できません。

↓「別表五」の『前期から当期へ』『当期から翌期へ』と、渡す(繰り越す)イメージ。

ワリキリin(→理解out)

無視できないとはいえ、いったん無視して「割り切って始めることが近道」ということもあります。

上の法人税の例で考えれば、
『利益を所得に変換しないといけないんだ』
という<森>は知りつつ、<木>(申告書の作成)は法人税申告書の作成ソフトに任せてしまおうという感じです。
「木を見て森を見ず」の反対です。

もうひとつ例を出しますと、全国経理教育協会の「法人税法能力検定3級」の試験は、別表五(一)は出題範囲外です。
でも別表四は範囲内。。
この状況下(範囲制限)で別表四の理解は難しいのですが、合格したいのであれば、ひとまずワリキリで勉強をすすめるしかないでしょう。

ワリキリでも、始めれば何かが変わり。
少しずつでも変っていけば、理想的な着地点に近づくハズです。

2級にすすむなど、3級後も勉強を続けようと決めた。
→別表五(一)にも触れた。別表四が理解できた。五(一)の理解も深まった!
って感じでしょうか。

 

動く・考える

動いて(試してみて)、考える(検証する)。
逆に、
考えてから動く。

「PDCA」というものの「P」と「D」。
どちらが先でも後でも、「PDCA」を回すのであれば、やがてまた「P」と「D」に出くわします。

理解(成果)にたどり着くまでには近道はなく。。
動いたもん勝ちだなぁと感じることが多いです。

理解をいつまでも置いてけぼりにしたまま… ではなく、「理解をちょっとの間 ワキに置いておく」。
これは戦略として大いにアリです。

 

本日記

台風19号の被害で臨時運行されている東名経由の高速バス。
片道6時間かかったりもしているそうです。
狭い4列シートですし、選択肢が少ないとはいえ。。
ストレスたまりそうですね。
乗る予定はないのですが。

昨日の1日ひとつ

  • サウナーマン~汗か涙かわからない~
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