「持たない幸福論」は、印象とは違う前向きな本だった。
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「持たない幸福論」です。
サブタイトルは、
「働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない」
です。
「お金に縛られない」はいいとして、最初の2つはネガティブなイメージがあります。
が、けっこう前向きな、楽しい本でした。
「とにかく自分のせいにしない」「しんどかったらやらない」という内容の本を読んだことがあります。
が、独立したての人が読む本じゃなかったです。[/speech_bubble]
「好きなこと」「人との繋がり」だけは持っておく
この2つは持っておきましょうと。
昨日の、はあちゅうさんの本との共通点です。
こういう共通点が見つかったとき、あぁこれは本当に大事なんだなと思えます。
(確認作業みたいに思われそうですが。汗)
この本、けっこうグダグダの、「自分を全肯定」「自分は何も悪くない」というような本かと思いつつ買いました。
良い意味で、けっこう裏切られました。
プログラミングは武器になる
著者が「サラリーマンを辞めてもいいだろう」と考えた理由の一つが、プログラミング。
自己流で学んで、そこそこ出来るようになって。
「そんなレベルでも仕事にできるんだなぁ」と、実感できたときに辞めようとなったのだそうです。
わたしも頑張ります。
最近サボっていますが、ちょっとずつでも。。
「仕事に」とかじゃなく、Wordpressだけ考えても、出来ると有利ですし。
世の中は少しずつしか変わらない
確かに、少しずつしか変わりません。
例えば、わたしのコンピューターとの出会いは22年前(1995年)ですが、それから1人1台が当たり前になるまで、5年くらいはかかっています。
その出会いから更に10年さかのぼれば、パソコン持ってるなんて、クラスに1人居るかどうかでした。
今だと「AIの時代ががが」といったところですが、少なくとも2018年2月現在、なくても仕事は出来ます。
(世の中もまわるハズです。)
何が言いたいかと申しますと、未来100%・今0% とはいかないと。
AIに取って代わられるから、銀行の窓口業務がムダだとか、税理士の記帳代行が食っていけないとか、直ちにはならんのです。
(遠くない未来には「なる」のでしょう。)
AIクソくらえ、って言いたいのではありません。
AIに取って代わられるであろう仕事を、後生大事にしろってことじゃありません。
今の自分の仕事は、取って代わられるからダメだとか。
AIを言い訳にして、「今」にケチを付けてもダメだと言いたいのです。
ある若者のはなし(本関係なし)
「ラボこうふ」の話しで、
“新入社員の若者をオッサンが囲ってアドバイス”
と前にチラッと書きましたが、その若者はとにかく逃げ出したいと言っていました。
“AIに取って代わられるから、今の仕事は無意味なんです”
と。
でも、今後自身がとるべき計画はナシ。
(→とにかく転職したい。)
こりゃー、さすがにダメです。
さすがにこれでは、採用する側は採用したくないですよ。
わたしを採用してよ!そしてわたしを変えてよ!
なんて言われてもね。。
やがてやって来る未来を見据えるなら、ちゃんと予測する。情報収集する。
そして、能動的に動かないとダメです。
それが出来たとしても、今現在を100%無視することはできません。
てか、ひよっこが。。
目の前のこと、まずはちゃんとやって見せんかい!
(と、ここで言っておきます。)
あとがき
この本、「はじめに」と「あとがき」が一番おもしろかったです。
真ん中は4章立てですが、その真ん中が実はオマケというか。
「はじめに」「あとがき」の捕捉かなって。
(^_^;)
最後に、「あとがき」の中で、これいいな!と思ったところを紹介いたします。
“コスパ良いから、皆趣味として、もっと書いたり読んだりしたらいいと思う”
「コスパ良いから」って、面白くないですか?
こういうライトな入り、わたしは好きです。
わたしが10年超やっている消防団ですが、団員の中には、暇つぶしにパチンコやる人がけっこういます。
最初から勝つことなどあきらめて、「1円パチンコ時間つぶせてサイコー」なんて言ってるかたも。
暇つぶしにパチンコするなら、本読めばいいんですよね。
役にも立ったりしますし、コスパという意味でも本当にいい。
著者の提唱する「趣味として」という切り口もgoodです。
読書が趣味です。(→平凡)
多読が趣味です。(→少数)
アウトプットが趣味です。(→少数)
アウトプット(ブログ)が苦しくなったら、
「でも趣味だぜ?」
と自分に言ってみようと思いました。
(やめてもいい的な意味ではなく。)
ブログたのしー٩( ”ω” )و
の境地に、至れる日がやって来るかも知れません。
“知識と現実は繋がっていて、知識は人生を変えるし社会を変える”
だから著者は本を読む。
決して机上(紙上)の空論ではないよ、ってことなのでしょう。
わたしも人より本を読んでいるほうですが、まぁなかなか実践はできません。
でも、考えかたを知れるだけでも、読む価値はあるなぁと。
本(記事)を書いてくれと頼まれたことがないわたしにすれば、依頼を受けて書く人は向こう側の人です。
その向こう側の人の考え方を知れる。
読まないことでどれだけ損してるか。
気付くには、読んで、自分で気付くしかないのかも。
(残念ながら、わたしが言っても広まらないのです。。)
“自分にとって本当に切実なことを追求しなければいけない(それ以外のことはどうでもいい)”
「好き」を見つけることの重要性ってことでしょう。
ラーメンを食べ続けるのは、体を壊すのでムリですが。。
(2人知ってます。。)
どれだけシンドくても続けられることって、何だろうかと。
考えますが、わたしは未だ見つかっていません。
(お笑い番組なら一日中でも見られますが、なんか違う…)
スマホでブログ書くにはどうしたらいいだろう、とか。
少し具体例を出しながら、考えたほうがいいのかも知れませんね。
(「好き」にたどり着くかは分かりませんが、ボーっと考えるのは効率が悪すぎます。)
編集後記
中央市のおとなり、昭和町の商工会。
ブログを平日毎日更新しています。
なぜかJUGEMですが。。
地方の商工会がブログを続けるって、なかなかのオンリーワンではないでしょうか。
昨日の一日一新
- 「iPhoneついていけない芸人」を見ながらiPhoneをいじる
- iPhone8、3本指ダブルタップ
- 星祭り限定「みのぶまんじゅう」