ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

2年に1度の車検が痛い。仕事に車を使うなら車検は経費。

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仕事につかう車は経費になります。
しかし車というのは、なんと税金にまみれた代物であることか。
買っては税金がかかり、保有していても税金がかかり、燃料も税金にまみれている。。
まったく自分のものになった気がしない車についての話です。

車は経費になるか

仕事に使う車は経費になります。
本体は減価償却をつうじて複数年にわたって。ガソリンや修理にかかるお金などは、支払った時の経費です。
仕事に関係のない、プライベート目的で使用した分などは経費になりません。
合理的な、説得力ある割合で按分するなどしましょう。

車検の経理

車検にかかるお金の内訳を眺めてみますと、何かと税金がかかっていることがわかります。
車を買ったときにも税金がけっこうかかりますね。

その税金部分は消費税がかかっていないので、経理は、消費税がかかっている費用と分ける必要があります。
消費税の申告納税がない場合(免税事業者の場合)や簡易課税方式で申告をする場合ですと、分ける必要はありませんけれどね。

燃料高すぎ問題

ガソリンも灯油も(ハイオクも…)高いですね。。
灯油にはかかりませんが、ガソリンには揮発油税というものが乗っかっています。
さらに消費税が乗っかっていまして、ビックリすることに、揮発油税にも消費税が乗っかっています。
税に税が乗ることから「タックス・オン・タックス」なんて呼ばれます。
「マジか!ざけんな!」
と言いたくなりますがルールなので仕方ありません。
ちなみに酒税にも消費税が乗っています。
(軽油引取税には消費税がかかりません)

これだけ高くなったらタックスオンタックスやめるか、揮発油税をやめてほしいところ。
(タックスオンタックスの停止はたぶん難しいです)
しかしやめるとなれば代替になる税が必要となるでしょうから、それはそれで怖いところですね。。

マイカーは自分のものじゃないと思う

地方在住の税理士にとって、車を持たないという選択肢は有り得ません。
ほぼすべての大人にとって「ない」選択肢で税理士に限らないのですが、間違ってはいませんw

ところで、所有者が自分である車のことを「マイカー」と呼んだりしますが、マイカーってどこまでいっても「my」カーにならないなぁと思います。
だって乗るには税金ばっかりかかるから。燃料だって税金まみれです。上に書いたとおり。
車に関係する税金を支払わないことには、車を運転することができないのです。

国や地方公共団体に税金を支払ってはじめて「乗ってよし」とお墨が付きます。
安くないお金を支払って買ったのに、自分の車であるとは到底思えません。。
車検は安全上必要な措置であると思いますが、地球環境に配慮するには更なる負担が求められます。
そうなったら税金がゼロになるくらいの恩恵がほしい。
あ、どうあっても道路は痛むから、ゼロはムリですよね。。

Writer|田中雅樹(税理士)

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。

 

本日記

車検でした。
一部修理しないと通らない箇所がありワンデー車検ならず。。
代車は、ラジオONの仕方がわからない、ダイハツNAKEDです。

今日のラジオ

●火曜キックス
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