聞くだけインプットの難度。
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Q.私はサラリーマンです。源泉徴収票の見かたを教えてください。※
A.ググるなどした上で、自身で一度考えてみましょう。
※税理士会配布の冊子「Q&Aやさしい税金教室」の「Q1」より。
聞くだけ×
コロナ禍の昨今、オンラインのセミナーが増えました。
無料のものもあるので、気軽に受けてみたという人も多いでしょう。
そういうものに限らずですが、「聞く」だけですと、なんとまぁ頭に残らないことか。
受け身というのは、何かを学ぶにあたって、いちばん向いていない姿勢かもしれないなと思うほど。
ホント残りません。
「聞く読書」のむずかしさ
過去このブログでは、「audiobook」や「audible」といった『聞く読書』を紹介いたしました。
この『聞く読書』ですが、すべてを拾う必要がないビジネス書には向いています。
他方で、じっくりていねいに読みすすめることが向いている「小説」などには向いていません。
中華の大ヒット小説『三体』は、聞くだけではついていけません。
読みやすさに定評のある池井戸潤さんの作品である半沢直樹シリーズも、一度聞いただけでは難しいです。
登場人物がおおくなるとシンドイですね。
読んで、聞いて、読む
予習して、聞いて、復習する。
新しいことを学ぶ黄金のパターンだと思っております。
せめて「聞いたことを復習する」はほしいところ。
どれか1つだけなら「読む」でしょう。
「読む」は能動的
本を読んで勉強することって、すごく能動的です。
しんどいですし頭も疲れますが、自分の中に落とし込んで読んでいくことって残るのです。
もちろんやがて忘れてしまうのですが、二度目はより楽に読めます。
忘れかたもよりゆっくりになります。
聞くだけ。
聞いたあとフォローなし。
もったいないのでやめましょう。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●お客さまの担当は開業時よりすべて所長(タナカ)が行うスタイル。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
●山梨日日新聞「セミナー暮らしと税」年3~6回担当。
本日記
お蔵入り版「ドキュメンタル」に続き、「ドキュメンタル・シーズン8」を。
参加費100万円の同番組ですが、もしオファーが来たら絶対受けますね。
来るわけないのですが、ふとそんなことを妄想しました。
昨日の1日ひとつ
- Q&Aやさしい税金教室