行きすぎたリスクヘッジ。NHKラジオ『三宅民夫の真剣勝負』より。
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今朝(2020.6.16)のNHKラジオで『行きすぎたリスクヘッジ』というワードを耳にしました。
「三宅民夫の真剣勝負」というコーナーです。
マスクにフェイスシールドに
ラジオの内容を要約しますと、
“小さな子どもは、コロナのリスクが極めて低いことが明らかとなっているのに、マスク着用を常に強要し、場合によってはフェイスシールドをつけさせている”。
マスクつけっぱなしでアトピー悪化、なんていう話しも聞きます。
そうじゃなくてもこの時期、熱中症で倒れてしまいそうです。
いくらデータがあっても、それを無視して感情に走ってしまう。。
そういった感情に支配されている、というのが正しいのかも知れませんが。
そんな「走者」がごく少人数だったらまだいいのですが…。
悲観する力
「楽観的にいこう」「楽しくいこう」というスタンスの本、たくさん見かけます。
そんな中、森博嗣さんの『悲観する力』という本が新鮮でした。
【過去記事】悲観する力(幻冬舎新書)でコロナ時代を生きる。
マイナスオーラをまとったようなタイトルに思えるのですが、中身は違います。
結果自分を助けるための悲観力であって、感情に任せたようなものでは決してありません。
マイナス情報を取り入れていくのなら、単に嘆くだけでなく、前に進んでいくための力としたいものであります。
ファクトフルネス
ベストセラーからロングセラーになった、つまり売れまくっている『ファクトフルネス』。
まだ読んでいない人は、読むことで、コロナの見え方が変わってくるかも知れません。
人間ですから感情で動くのはごく自然なことです。
しかしそれだけでは説得力がありません。
厳しい言い方をすれば、責任を放棄しているようにも思えます。
「新聞に書いてあったから」とか、
「アメリカの大流行は、日本の未来の姿だ」とか。
他人目線に任せるのも時に必要でしょうが、まずは感情の入っていないデータを見る。
それから、自分の頭で判断する。
それが大人ってものではないでしょうか。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●他にもFM-FUJIラジオ出演、ブログなどを通じ、身近な税を分かりやすく届けている
本日記
昨日のブログに「猛暑日」と書いてしまいましたが、甲府の最高気温は34.1度でした。
風がほとんど吹かず、体感的には「今年も甲府盆地の猛暑がやってきた」だったのですが。
肌感覚だけで書いてしまった失敗談でした。
昨日の1日ひとつ
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