勉強が高くつくというなら、無知はもっと高くつくぞ。【ポケット図解・減価償却】
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思いっきり基本的な、減価償却の本を読んでいます。
経理に不慣れな方がどういうところでつまずくのか、それを探るための減価償却の本でしたが。
恥ずかしながら、わたしの方こそ、わかっていないことがありました。
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士やってるタナカです。ほとんど斜め読んで終わりですが、理屈が分かってよかったです。[/speech_bubble]
250%定率法、200%定率法の意味
「250%」と「200%」の意味。
無意味にそんな名称をつけるわけがありません。
ありません… なのですが、知ろうとしませんでした。
(すごーく、単純なハナシなのに。。)
ホント、お恥ずかしい限り。
イイワケしたいところですが、知らなかったのは確かです。
↓いちおう、どんなものか書きます。
(なんじゃこれ? と思われたかた。わからなくても問題ありません。)
250%定率法の意味する「250%」とは
定額法の償却率に、250%を掛け算する。
そうしますと、250%定率法の「率」が求められるよ という意味です。
200%定率法の意味する「200%」とは
こちらも同様です。
定額法の償却率に200%を掛け算した数字が、200%定率法の「率」だよと。
そういうことだったんですね。
<例題>定額法4年の償却率0.250→「×××%定率法の率」は?
こんな風に求めることができます。
- 250%定率法・4年の償却率
→0.250 × 250% = 0.625 - 200%定率法・4年の償却率
→0.250 × 200% = 0.500
ちなみに、定額法2年の償却率は0.500です。
この0.500に 250%・200% を掛け算するので、2年で償却と言っておきながら、償却率は100%になっちゃうんですね。
減価償却費の計算は、減価償却ソフト・国税庁サイト で行えます。
計算のしかたは、知らなくても問題ありません。
簡単なこと(簡単だと思えること)にこそ落とし穴
意外なところに、落とし穴ってあるものです。
例えば、簡単だと思って暗算したら間違える。
落とし穴の代表例でしょう。
(たまにやらかすので、気をつけています。)
まあ、減価償却の例がどれだけの人に刺さるのか、甚だ疑問なところではありますが、
そんなことを思いました。
編集後記
ブックオフで古本を買ったり、ネットで新しい本を買ったり。
一気に買うと読む順番に迷いますが、新しい本から読むことにしました。
新刊であればあるほど、真っ先に読まないともったいないですもんね。
昨日の1日ひとつ
- 「スタジオに絶対来られないスゴイ人」
- 「やすとも・友近のキメツケ!あくまで個人の感想です」
- 事務所サイト1日2記事