右へならえ,では前進できない【レア力で生きる】
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『レア力で生きる』を読みました。
前半ストーリー仕立てて、著者の学ぶ姿勢の足跡をたどります。
ビジネス書あるあるの尺のばしか?
とも取れそうですが、これがなかなか。スッと入ってきます。
読み手に届く、シンプルな言い回しがグッド。
大人の学びなおし
『レア力で生きる』は、終始、学びについて書かれています。
日本という国におきましては、残念ながら、「勉強は学生のもの」という風潮があります。
【自分はマジョリティ(多数派)である】
ということに安心感を持ち、あたかも安全地帯に身をおいているような気分になっている。
ワタシもかつてそうでした。
遅まきながら読書を始め、「一生学ばなければ」と思えたのはマイノリティ(少数派)の人たちの(考えかたの)お陰でした。
何でもかんでも少数派が正義! ではないですよ。
環境に染まる
●活字が大好き!
●活字を読まなきゃ落ち着かない!
という境地は遠いですが。。
独立してから読書量がずいぶん増えました。
これは間違いなく人の影響です。
たまに東京などへ行って人に会うと、
「行ってよかったな」
と思うことが多いです。
自分の年齢も、相手の年齢も関係なく、良い影響は受けることができます。
読書→レアキャラへの第一歩
“田中さんて読書家なんですね!”
と某SNSでコメントをいただきました。
正直申しまして、「意識高いね!」と揶揄されたようでイヤでした。
もっと読んでいる人はいるし、
本の知識をもっとうまくアウトプットしている人は山ほどいます。
それとは反対に一切読書をしないで結果を出す、すばらしい経営者もいますが。
『レア力で生きる』の著者ですが、読書をすすめています。
読書をしないことがマイノリティであるなら、読書するだけでレアキャラの第一歩。
もちろん「活かせてナンボ」です。
読んで終わりではほぼ無意味ですから。
それにしても「読書家なんですね!」は、かっこ悪いですよ。。
わざわざ人に言うような言葉じゃないです。ワタシにとっては仕事でもあるし。
ツッコミどころ
この本を読んでいて唯一「はあ?」と思ったのが。。
<汎用AIが出来たらデータサイエンティストは人数いらない>
でした。
うーむ。。
そりゃそうかも知れませんが、流石に【汎用AI】は話しが飛びすぎです。
あくまで一例ですよ、ってことで取り上げたのだと思いますが、データサイエンティストになりたい若者に迷いを生じさせるようなことは書かないでほしかったですなぁ。
とはいえ、ドラマチックな著者の経歴も含め、一読する価値のある本だと思いましたよ。
本日記
2019年9月7日放送の「グレートトラバース3」を視聴。
鋸岳(のこぎりだけ)って、すごく怖いところですね。。
昨日の1日ひとつ
- 千辰寿し