プロは知らないと言えない?-陸王・ミッドフット着地をググって-
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Kindleで「陸王」を読み、audibleで「陸王」を聞いています。
2020年8月31日現在、ホントに並行して読み聞きしています。
ドラマ「陸王」放送時に話題になったという【ミッドフット着地】をとおして、<プロの受け答え>を無理やり考察しました。
「陸王」ざっくりと
埼玉県行田市の足袋屋・こはぜ屋。
売上が年々減少して、社長「やべー!」。
ある日5本指シューズを目にし、足袋でマラソンシューズが作れないかと思い立つ。
試作した足袋シューズ「陸王」は、
プロに提供してみるもフラれ、
学校に買って貰えそうになるもフラれ、
ライバル車のアトランティスは嫌なヤツばかりだし。。
しかしガンバれば良いことあって、やっと売れる。
こりゃいける? と思ったら、
製造ラインヤベー、
ソール問題勃発ヤベー。
2度めのヤベー問題をクリアできたのは、新たな人材の力だった。
そして新製品・高価格帯の「足袋」が超人気。
そして遂に。。
完成した「陸王」はプロランナーにも認められる。
ミッドフット着地・ミッドフット走法 とは。
「陸王」の原作・ドラマで注目を集めた「ミッドフット着地」。
足の裏の真ん中で 着地し・蹴り出す という走法です。
“人間が裸足で走ったら、踵で着地はしないんです”
という社長(宮沢)のセリフのとおり、裸足でちょっと走ってみますと、踵(かかと)で着地なんて出来たものではありません。
痛いもの。
しかし 裸足で歩く・走る が人間本来の姿なのだとしたら、ミッドフット着地が正しい足の使いかた。
怪我が少ない走り方なのかもしれません。
本題・オリンピック選手のインタビュー記事
上記のとおり、ミッドフット着地というワードの引力はなかなかのものがあります。
ワタシ自身「走る」といえば、「かかと着地」「つま先蹴り出し」というイメージでしたし。
そして話題になれば、「ホントのとこどうなの?」と専門家に聞きたくなるのが人のサガってもんです。
某スポーツ記者もそう思ったのでしょう。
オリンピック出場経験のある、今は解説者やったりする方へのインタビュー記事がネットにころがっていました。
そこに書かれていたのは。
“私はフォームを気にしたことがないから、怪我は関係ないのでは”。
ガーン。。
そこは「分かりません、ごめんなさい」では…?
たとえば体重軽いのに膝やっちゃうなら、ミッドフットを試す価値はありそうだが。。
知らぬなら 知らぬと言ってくれ ホトトギス
記事を読んで思いました。
元プロのプライドが邪魔して、知らないことを知らないと言えないのかなって。
気持ちは分かります。
社会人であれば誰しも「プロの領域」というものは持っていますし、領域内にあろう話で「知らない」とは言いづらいもの。
でも。。知ったかぶって誤魔化されるのは聞き手にとって迷惑です。
即答してもらえるのが一番でしょうが、間違ったことを言われるより、宿題にしてもらったほうがよほどいいでしょう。
「ミッドフット着地」からいろいろ学べました。
ちなみに走法を変えること・フォームを変えることは、素人判断で取り組んではダメだそうです。かかと→ミッドフット に変えるなら、お金出してプロの指導を仰ぎましょう。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
昨日記
【RAGE ASIA 2020】荒野行動 をYouTubeで。
一瞬頭出しただけで打たれるとか、どういうことですか。。
昨日の1日ひとつ
- 半沢直樹 アルルカンと道化師(無料版)