ニガテを “半分、強い” に。山梨県中央市の税理士

『孤独の意味も、女であることの味わいも』言霊すぎてマイッタ。

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三浦瑠麗さんの『孤独の意味も、女であることの味わいも』を読みました。
余計な装飾は一切なし。
読めない漢字があったものの(恥…)、全体として簡素な表現。

しかしながら、です。
一読しただけでは拾いきれない「厚さ」を感じました。

 

人の弱さ・醜さ、自分の身に降りかかる理不尽 を客観的に見られるヒト

というのが率直な感想です。

なんでしょう。。
赤裸々に語られすぎて、ワタシの小さいキャパがオーバーしています。

 

 

「太宰治・人間失格」な世界観

続・ワタシの勝手な感想 です。

自分を含め、ヒトをこんな風に眺められるのって、もはや「才」です。
天賦の才。

そんな才を持つことが、果たして良いことなのかどうか。。
最後に書かれていますが、現在の著者は、「意味」を見つけることができたとのこと。

たぶん、ものすごく希少な才能。
同じ才能を持っている人は、この本を読むことで、救われる部分もあるんじゃないかしら。

 

 

「二二 孤独を知ること」

最終章、現在の三浦さんが書かれています。

「一」から「二一」を経て、今の三浦瑠麗ができました。
みたいな感じでしょうか。
(飛ばし読み、斜め読み。ぜったいしちゃダメな本です。)

ただ、自動的にできたワケではなく。
単に前向きにとらえた結果、というワケでもないように思えました。

著者は、天然で哲学的な思考を持っているのかも知れません。
このあたり、ワタシの思考なんぞはとうに超え。。
どれほどツライことがあっても、腐ることを知らない人なのでしょうね。
(きっと。)

 

この最終章については、頭から1周読んだのち、すぐ再読しました。
なんでしょう。一回だけでは頭に入ってこなくて。。

友人に対して、見知らぬ他人に対して、家族に対して、自分に対しての著者の向き合いかた。
人に大きな期待はしないこと。
正直であること。

たんたんと並んでいるだけ。
余計なものが一切ない。
(「二一」までも、ですが。)

けど、厚い。

 

 

孤独

「二二」に書かれている著者の「孤独」は、学生時代の著者の「孤独」とは違っているようですね。
ワタシのブログなので勝手なことばかり書きますが、ここまで読んで、現在の著者の考えが分かって。
読み手として、少し救われました。

それにしても「孤独の意味」かぁ。
著者の言葉には「生」を感じる。
ザワザワします。

 

 

苦労知らずでしょ? というオゴり(私事。ヨタ話し。飛ばし読み推奨。)

31歳のとき、初めて税理士事務所に就職したワタシ。
職員はベテランぞろいでしたので、その職員全員がワタシの教育係という感じでした。

今でも事あるごとに思い出すのですが、事務所に入ってまもなく、一番年長の職員に「苦労したことがないでしょ?」と言われます。

申告書を作成した経験はもちろん、経理の実務経験もナシ。
税理士試験を初受験した3か月後の就職。

「何をどうしたものかサッパリ分からない…」
「とにかく教わらなければ…」
と、笑顔で耐えていた頃です。
多少グッサリくることを言われても、流すしか選択肢はありません。

何を言ってもニコニコとするワタシでしたからねぇ。。
滑稽に見えたのでしょうね。
(この一件、大きな反面教師になっています。)

「仕事おぼえたら、いつだって辞めてやんよ!」
くらいのことは思っていましたけれどね。

(あぁ。。三浦さんの身に降りかかってきた理不尽に比べれば、こんなのはカスリ傷にもなりません。。)

 

 

定義

三浦瑠麗さんに持っていたワタシのイメージは、才色兼備。
そしてスキが無い。
しかしこの本に書かれている三浦さんの人生は、ホントに波乱万丈です。

あなた自身を、出来事や外部に定義させてはいけない。
あなたのことはあなた自身が定義すべきなのだから。

(『孤独の意味も、女であることの味わいも』139ページより抜粋)

定義は、されます。

「勝手に定義してんじゃねーよ!」
とさわいでも、どうしても一定数、する人はいますわなぁ。。

そんな時、今の三浦さんならどうするか。
おそらく「諭す」ように話しをするのかなぁと思います。

ま。
定義したりはしませんし、ワタシごときに推し量れる人ではないのですけれどね。

しかし1つだけ。
この人の頭の良さ、やっぱハンパないよ。

 

昨日記

甲府盆地が梅雨入り。
初日は大雨になりました。
47都道府県でもっとも降水量の少ない山梨県。
その中でも更に少ないのが中央市です。
貴重です。

昨日の1日ひとつ

  • サンドウィッチマン&芦田愛菜のぶっつけ教室博士ちゃん
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