無料相談のむつかしさ。入り口をどうするか。
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相談には「対面」「電話」「ZOOM」とありますが、いずれも「無料相談」は難しいと思っています。
無料相談はむつかしい
無料相談は難易度が高い…と感じることが少なくありません。
税理士になったばかりのころ、武者修行のつもりで始めた税理士会主催の相談会の相談員。
今はやめまして、今後もたぶんやりません。
どこに難しさを感じるかといいますと、
●短時間であること
●相談者の情報不足
が主な理由。
さらに、相談の中身が相続ですとか、家や土地を売っただとか(譲渡所得)になってくると、けっこうなシンドさになります。
無料でも、間違ったアドバイスをしたことで裁判に負けてしまった同業者もいますし。。
知っている人ではなくて、そういう裁判の判決があったということです。
【答えられるのは一般論のみ】
というのも、相談者との間に温度差が生まれてしまうところですね。。
電話相談はむつかしい
某ラジオコーナーの関係で、年に1回から2回、電話相談の相談員をしています。
上のブロックで「やらない」と書いたばかりですが、こちらは例外で。
その電話相談。さらに難しさを感じています。
対面だと何らかの資料を見せてもらうとか、こちらから見せることもできます。
音声だけではそれが出来ませんので、当然といえば当然ですね。。
ちなみに、資料を見せてもらったからといっても、答えられるのは一般的なことだけです。
例えば「減価償却をおしえて」とか。
質問が明確だと電話だけでも十分いけるのですが。
ここでももちろん、回答は一般論に限ります。
主眼をどこに
上に書いた「無料相談会の相談員」を否定するつもりで書いてはいません。
そこを切り口に、相談者がお客さんに変わることもあるでしょうし。
知っている専門家がいなくて「いきなり依頼できるものかどうかも分からない」という人にしてみたら、渡りに船といえるでしょうから。
やってみて「合ってるかも」と思えるか。
思えたら続けていくし、そうでなければ止めればよいことです。
「合っている」の尺度は、「仕事につながること」と考えるかどうか。
つながったとしても「やりたくない」と思うこともあるでしょう。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●お客さまの担当者はタナカです。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
昨晩から一気に冷え込みがきつくなり、今晩からより冬仕様の掛け布団へ。
これを読んでくれている貴方さまも、どうか風邪をひきませぬよう。
昨日の1日1つ
●真犯人フラグ
今日のラジオ
●東京ポッド許可局
●佐久間宣行のオールナイトニッポン
●サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー