『東京都北区赤羽』に、書き続けることのヒントを得たり。
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楽しく読ませてもらっています。
著者の「打ち解ける力」、スゴイ!
やっと7巻まで読み終わった。。
ネットで調べる→わからない→人に聞く
『東京都北区赤羽』を読んでいて、スゲーなと思うこと。
それは作者である清野さんの行動力です。
赤羽の謎に対し、とことん貪欲な姿勢。
その徹底的な取材がこの名作を生んだのだな、と。
捨てる神あれば拾う神あり
8巻冒頭。
漫画家としての清野さんの苦悩が描かれています。
『東京都北区赤羽』は、持ち込んだ先々で「おもしろい」という評価を受けるものの。。
主に写真がネックとなり、受け入れられなかったとのこと。
そんな折、清野さんに声をかけたのが「Bbmfマガジン」という出版社でした。
『東京都北区赤羽』の原稿を見た担当さんは、「おもしろい、やりましょう!」
媒体は紙の雑誌じゃなく。(スマホではない)ケータイで読むマンガ※です。
ネームチェックなし(清野さんにおまかせ)、
写真をガンガン載せちゃってOK、
など、かなり個性的な出版社だったと描かれています。
ぜひ読んでちょー!
何にせよ、「Bbmfマガジン」のおかげで、『東京都北区赤羽』という傑作が生まれたワケです。
イチ読者として、遅ればせながら、お礼を言わせてください!
※・・「ケータイコミックス」と呼んでいたようです。(by Wikipedia)
その前に、それでも描いた清野さん
ネタバラシし過ぎてて恐縮なのですが。。
「俺の描いた話しなんてつまらない!」
と開き直り、赤羽での出来事、赤羽で出会った人たちを題材に描いた清野さん。
清野さんに才能がないとは思えませんが、開き直り方にヒントがある気がします。
そう。今までの経験や取材(=結果的に取材になっていたこと)が生きたのですな。
マンガじゃないですが、人気ブログの多くは「体験」や「分析結果」を書いています。
「創作」じゃないのです。
小説にしても書いている人はたくさんいるハズで、スポットライトに当たることは大変なことでございましょう。
売れっ子な作家たちは「取材」に出かけることが多いようですし、「創作」だけで戦うのは負ける可能性の高いことなのでしょうな。
だから、自分の目で見て、肌で感じたことを書く(描く)。
本日記
メルカリで「手数料実質無料」のキャンペーンをやっているので、ラクマで売れないものを出品。
安くしたこともあるのでしょうが、本が2冊サクッと売れました。
やっぱりユーザー数の威力(=多さ)はすごいな。。
昨日の1日ひとつ
- 江戸前の旬season2(ドラマ)