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【税理士試験】消費税法、初学者の人へ<2017.2.10更新>

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消費税法初学者コースで勉強を始めた人向けに、「参考にしてもらえたら」と思うところを書きたいと思います。

現在、「仮計表」を習ったばかりくらいかと思います。

その「仮計表」ですが、めんどうに考えず、書きかたを覚えましょう。
(TACの人も、大原から盗んで書きかたを覚えてもいいくらい。)

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士やってる田中雅樹です。
今回のブログは、税理士試験の消費税法について。
計算中心の内容です。[/speech_bubble]

 

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実務経験のない人(9月から10月)

  • 計算テキストの読みこみ(理解)
  • 計算問題集

を、たんたんと。おもしろくないと思いますが・・

実務経験のある人は、この時期けっこう油断しています。
実務経験があるため、なんとなく分かるから油断してしまう という人がおおいのかと思います。(私はそうでした。)

下手にそんな経験がるより、何も分からない人のほうが、新鮮に学べるハズ。

この時期の計算項目は、地味な暗記作業の色が濃いです。
ただ、今やっていることが素早く判断できるようになると、計算が得意になります。
まさに、序盤のがんばりどころです。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]考えかたの基礎を頭に入れないことには、どうにもなりませんからね。[/speech_bubble]

 

 

 

答練(確認テスト)

大原の場合、4月までは、講義が週1回、答練が2月に1回 のペースだと思います。

年内の答練は、おそらく、実務経験者が圧倒的に有利な内容です。
「最初からいい点をとりたい、でも実務経験がない」という人は、計算テキストをがんばってください。

点数が悪くても、実務経験者は解き直しをしないと思うので、実務経験のない人はここでも差をつめるチャンスです。

国税徴収法も、最初の1か月くらいは、実務経験者や他税法を勉強したことがある人に有利だったりします。
でも、そんな差はすぐなくなります。

「立ち止まってくれるんだ、ラッキー」

と考えて、コツコツやって、追いつけばいいんです。

[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]簿記論、財務諸表論の勉強経験のみだと、税法はとまどうことが多いです。
誰しも同じなので、慌てずに。[/speech_bubble]

 

 

 

仮計表

  • 財務諸表論の仮計表のイメージは捨てる
  • 大原生は絶対つくる(3月くらいまでは)
  • 「仮計書く→答練書かない」は、けっこうカンタン
  • 計算の総合問題に慣れていないうちは、仮計表いいよ!
  • まとまった時間がとれないときでも、計算の総合問題が解ける
  • 実は試験前日まで使える(もちろん本番でも)

書いたことがない人もいるかも知れませんが、食わず嫌いは世界観を狭めるようなもの。
(慣れてきたら、書かないほうが早いですが。)

ちなみに私は、試すこともせず仮計表を書かなかったことで、12月まで計算の総合問題に行き詰まりを感じたほどです。
(具体的に言うと、制限時間70分の問題に90分は必要でした。)

 

 

 

理論暗記

他税法の勉強経験がある人のおおくが感じる、消費税法の理論暗記のしにくさ。

平成元年スタートの税法なので、言い回しが現代っ子な印象があります。
「確かに覚えにくいかも・・」と、私も最初はそう感じました。

でも、結局のところ、新しく勉強を始めた税法科目の理論はぜんぶ大変です。

何度も向き合って、仲良くなって、打ち解ける

どの科目も全部同じです。

(人間関係と同じだ! とまでは言いません…)

 

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【編集後記】

消費税法、私は割と楽しく勉強できました。
過去2度も序盤で挫折しましたが。。

3度目の受講料を支払った2年前は、スタート3か月で危機を感じ、試験3か月前にまた危機を感じ・・
そういった谷ばかり経験した科目は思い入れにもなりますね。
同じ理由で、相続税法も思い入れが強いように感じます。

「こうやっていれば、苦労が少なかったかな」

と、今になって思うからかもしれません。

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