喜多川泰『ソバニイルヨ』愛・哀・AI。+必要最低限の損。
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喜多川泰さんの本「ソバニイルヨ」。
小説なのに優しく書かれたビジネス書のようでした。
喜多川泰 著『ソバニイルヨ』
著者である喜多川さん。
実はこの記事を書いている来月(2019年8月の来月)、山梨県南アルプス市にいらっしゃいます。
講演会の告知をネットで見かけ、
「どんな人だろー」とググり、
売れっ子作家と知り、
『ソバニイルヨ』を購入した次第です。
講演会が迫っていることもあり、ソロリソロリと読み始めました。
序盤は「うん? こんなもん…?」な感じ。
しかしです。中盤の序盤からは一気に行けます。
中学生とロボットとの物語ですが、もしかしたら大人にこそ差さる本かも知れません。
必要最低限・超(1)
作中、こんな一節がございました。
勉強にしても、何にしても必要最低限を超えないと損だ
です。
この本を読む意義はココにある! てな感じに、震えました。
終盤の「哀」もいいのですがね。。
必要最低限って?
「必要最低限」とは、一言であらわせば「60点主義」です。
「逆に遠のいたわ!」(理解が)
というかたには、「60点で合格できるテストに60点で合格」するための努力(控えめな努力)と考えていただければと。
ただしコレ、点数の面からのみ眺めた効率です。
もうひとつ、時間をいかに削って(=短時間で)60点をとるか、ですね。
いかに短い学習時間で、
いかに楽をして、
いかにカロリー使わずに
60点をとるか。
それをクリアできるギリギリの線が「必要最低限」ということになります。
ちょっと行き過ぎ感ありますが。。
必要最低限・超(2)
身に覚えがあります。
●必要最低限を意識しての勉強、
●必要最低限を意識しての読書、
には、苦痛がともないやすいです。
おもしろくない・楽しくない がゆえの苦痛かも知れません。
「効率的にやっつけてやろう」は、「楽しさ」とトレードオフの関係にあるのかも知れません。
まぁ読書に関しては、本が面白くない(あるいは商業的な理由で余計な文章が足されている)と、必要最低限に走ってしまいまさーね。
→まともに付き合うと時間がもったいないですし。。
閑話休題。。
楽しみながら学びたい。
そう考えるならば、必要最低限を超えてゆけ!
(ザックリ)
と、この本に登場するユージが教えてくれます。
どうせやるならより身につける。
どうせやるなら楽しく学ぶ。
そんな風に物ごとに当たりたいならば!
なるべく苦労したくないという気持ちをまず捨てる。
そこからスタートすると良さそうです。
本日記
喪服がヤバいです。
適正サイズより3まわりくらいデカい感じ。。
着る機会に恵まれないでいたいものですが、適正サイズのものを買おうかなぁ。
もちろんユニクロで!
昨日の1日ひとつ
- 自分の運転で某所へ
- Dr.Stone(アニメ)
- ホテル丹頂館