税法を学びはじめて2年目のみなさんへ。やれとは言わない。自分で決めよう。
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税理士になって2年が経過しました。
教壇に立つ仕事は1か月が経ちました。
毎週退屈な講義をして申し訳ございません。。
今週は講義が休みなので、ブログで退屈な講義をお届けします!
どこにある? 税法のオモシロさ。
税法って何がおもしろいか。
これについて「一度話しをしてみよう!」と思いつつ、毎週忘却のカナタになっています。
で。
どこにあるのでしょうかね、税法のオモシロさってw
「好き」という人は確かに存在します。
が、もしかすると、見栄で言ってるだけの可能性もあります。
(ホントに好きという方には、ジェラシーを感じます。専門家の端くれとしては。。)
そんなワタシ、基本、税法にオモシロさを感じていません。。
ただ! ちょっと待ってください。
「基本」と書いたのには理由があります。
読んでいて苦痛を感じることが多い中、オモシロさを感じる瞬間もマチガイなく存在しています。
※法律的な表現をすれば、「原則」的には苦痛(かもしれない)。。
※でもオモシロく感じる瞬間もあるよ!(←これが「特例」)ってことです。
分かるとオモシロい。そらそーだ。
分からないから苦痛。
分からないから読みたくなくなる。
つまらない。。
では分かれば?
「おぉ? オレって賢い!」
となります。
(たぶん、なります。)
学校の勉強なんかもそう。
テストでイイ点取れれば気分いいし、褒められるし、優越感にひたれます。
いいことだらけだよね!
(でしょ?)
税理士は? なにがオモロイの?
税理士の場合、多くは仕事のために読むことになります。
テストなんてありません。
ありませんが、
失敗=とんでもないこと
ですので、「武装」と「その更新」は欠かせないワケでございます。
必要に迫られて、嫌々やっているみたいですが。。
上で書いたとおり、オモシロさを感じる瞬間も確かに存在します。
それはどんな瞬間か。
人間が作った仕組みですから、「時勢」や「趣旨」などを感じることができるんですね。
単純に「上手いことつくるなー」と唸(うな)ってしまうのも、オモシロさを感じる理由でしょうか。
人間はオモシロイ
世の中、「マニア」や「オタク」と呼ばれる人たちがいます。
対象は自然物だけでなく、「人造のもの」も多く含まれていますね。
税法も「人造」です。
時勢・趣旨 以外に、たぶん「文化」も反映されています。
だからでしょうか。
興味深い部分もあるのですよ。
税法がスキとは?
では、「スキ」というレベルはどんなものでしょうか。
これはもう、
- 税の仕組みがたまらない
- 趣旨がたまらない
- お金持ちになんとかお金を使わせようとするところがたまらない
など、まるで小説を読むがごとく、「税法に萌える!」みたいな感情ではないでしょうか。
上のブロックで書いた「マニア」「オタク」のレベルですね。
「分からないから苦痛」とか「分かるとオモシロい」とか、そういうレベルとは別世界。
たぶん、ですが。
(そして、スキこそものの上手なれ。とんでもないパワーになります。)
自分で見つけるしかない。勉強する意味。
どんな風に受講するか。
講師失格かも知れませんが、ワタシからどうこうお願いするつもりはありません。
広島ファンに「巨人ファンになってくれよ!」が不可能なのと一緒です。
「ちゃんと勉強したら?」
「話し聞いたら?」
なんて言ったところで、上辺だけ変えてもらっても無意味ですからね。
ワタシなんぞも大学生の時分にはずいぶん寝たものです。
後悔していますが、当時のワタシに何を言ってもムダでしょう。
この「後悔している」という感情は、学ぶことの大事さに気付いたから出てきた感情です。
こればっかりは自分で気づくしかないでしょうね。。
(「後悔したくないからやる!」も、一度は後悔した経験がないと出てこないかも知れません。)
もし「言われて気づいた」のであれば、それは「言われた」ことがキッカケだったのです。
他人の姿勢を見たり、本(マンガ含む)を読んだことがキッカケとなることもあるでしょう。
いずれにせよ、「気づく」ことは自分自身にしか出来ない選択なのですな。
【注意点】
だから「いま後悔しとけ!」なんて言って(書いて)いませんよ。。
「後悔」から逃げるすべはないのでしょう。
でも、後悔すると分かっているなら動くべきです。
(↓昨日記・昨日の1日ひとつ の2019.5.1分が1日ズレていました。。昨日分、更新しています。)
昨日記
1日ということで、地元神社へ参拝に。
朝一で行きそびれてしまい、夕方になったら降ってしまうという。
最近、雨男な感じです。
昨日の1日ひとつ
- 事情を知らない転校生がグイグイくる。