フリーランスが副業で非常勤講師をやることになったら。長所と短所。
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なにかしらの仕事で、社長やフリーランスなどをしている場合。
講師の仕事を依頼されることがあるかも知れません。
1年と数か月、週イチで講師業をしている視点から「いいこと」「大変なこと」をまとめてみました。
いいこと
まずは長所から。
本業にも良い影響があります。
教えることは最強のOUTPUTである
「人に伝える」には、まず自分が分かっている必要があります。
そりゃそうだという話で、人前に出てから「うーん、これはですねぇ…」と考えながら話すわけにいきません。
実を言えば、そういう事態がありましたが。。
というワケですから、まずは自分の中への落とし込みが必要です。
そして、定着した知識を人に伝えることで盤石になります。
この話、アメトーーク「勉強大好き芸人」でも出てきました。
『アメトーーク・勉強大好き芸人』の復習。
「教え方」を学ぶ
「自分の勉強」と「他人の勉強の勉強」は違います。
そりゃそーだろ、って話ですが。
「自分の勉強」は、言ってしまえば自分のエゴとも言えます。
分かるまで何度でも、いくらでも時間をかけてガンバればOK。
一方で、「他人のため~」は、聞き手のモチベーションだったり、癖(くせ)だったりに大きく左右されます。
とりあえず「耳を傾けてくれている」前提で話をするといたしまして、その「耳」にスッと入っていくような伝え方を心がけねばなりません。
つまり、話のハードルをいかに下げられるか。
聞き手にとって初めて聞く話ですから、低いハードルを意識しないとダメだと思っています。
大変なこと
当然、大変なこともあります。
その1)採点
ミニテスト、期末テスト。
テストを受けてもらっている時間は楽なのですが、その後の採点が一仕事です。
非常勤講師ですと、自宅など、採点を時間外で行う必要も出てきたりします。
また、問題・解答用紙 の準備もなかなか時間がとられます。
学校のコピー機・印刷機を使う前提で、
●ちょっと早めに登校する、
●休憩時間を当てる、
など、とにかく「時間が―」となる場面がおおいです。
非常勤講師は教壇に立っている以外の時間、一切お金もらえません。トナー代・紙代 を自腹で… というのは避けたいですね。ペーパーレスという大義(言い訳)の下、コピー機もプリンタも持っていないですし。
その2)予習
- 講義の組み立て
- 個別論点をどう解説するか
など。
教科書(テキスト)がイマイチな場合、他の本に目を通す必要もあるでしょう。
そして上にも書いたとおり、準備(予習)にお金は出ません。
本業もありますから、ダラダラと時間をかけないこと。
準備(予習)をいかに短時間で効率的に済ますかも、意識し、改良を加えていくことが求められます。
マイルールとして。
やるかやらないか、基準は「お金」以外で
講師業を受けた場合、受けるかどうか、「お金」以外を基準に考えられることをオススメします。
もちろん「お金」は大事です。大事ですから、自分の力で聴衆を集められるのなら、「お金」基準で決めてもいいのかなと。
- 教える内容のスキル
- 話すスキル
- 壇上に立つ経験
など。
スキル取得で考えてみてはいかがでしょうか。
Writer|山梨県の税理士 田中雅樹
●税理士試験・税法合格科目:法人税法、消費税法、相続税法、国税徴収法
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
ドラマ「半沢直樹」の第2話。
アクの強すぎる第1話と比べ、ストーリーを楽しめる展開にワクワクしました。
半沢直樹という人物は、過ちを認め、本気で謝罪する人のことは許すのですね。
その優しさには、前回(2013年)からずっと、感動させられています。
昨日の1日ひとつ
- クレイモア
- あいみょんのオールナイトニッポン