簡易な扶養控除等申告書。扶養に異動なしなら記載簡単に|年末調整
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「簡易な扶養控除等申告書」というものが2024年の10月くらいに配布が始まります。
2025年1月以降の給与から天引きされる源泉所得税だったり、2025年分の年末調整に必要となる書類です。
2025年1月以降にもらう給与から
簡易な扶養控除等申告書は、2025年1月1日以後に支払を受けるべき給与等について提出する扶養控除等申告書から提出ができます。
表現がまどろっこしいかも知れないのでくだけた表現で書きますと、
『通常2024年11月とか12月あたりに、会社から書くように言われる書類』
ですね。
配偶者とか扶養の子、扶養の親などを記載する書類で、1年前に提出したものと変更がなければ「簡易な扶養控除等申告書」で済ませることができます。
年末調整事務がラクになる
この「簡易な~」については、給料をもらう側とすれば手間がかからずいいもの。
給料を支払う側としても、年末調整ソフト(給与ソフト)の年度繰り越しをすれば前年と同じデータが(ますは)入るのでカンタンですね。
懸念点
…と、双方にメリットが期待できます。
ただ怖いのが、給料をもらう側(従業員)が変更なしの意味を分かっているかどうか。
まぁ、最初は混乱がつきものですからね。
最初の1回2回は大変でも、その後が楽になっていくことが期待できる改正ではあります。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
(ホントはAudibleで聴了)
下巻の大会を描くシーンでは3回ほど泣けました。
早ければ2024年秋のドラマ化があるんじゃないかと期待しています。
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