中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)が変わる
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経営セーフティ共済が変わります。
2024年10月1日以降に解約すると、解約から2年間、再契約してからの掛け金が経費になりません。
2024年10月から
経営セーフティ共済の利点の1つに、目先の節税目的が挙げられると思います。
あくまで「目先」なのは、
掛け金が経費(損金)となり、戻ってきたら収入(益金)となる
…ので、トータルではプラスマイナスゼロだからです。
しかし冒頭に書いたとおり、
●2024年10月1日以降に解約し、
●その解約から2年内に再契約した場合、
解約から2年内の掛け金は経費(損金)になりません。
9月までに解約する
もし「2024年は赤字になりそうだ…」
(もしくは「2024年9月を含む事業年度は赤字になりそうだ…」)
ということなら、2024年9月30日までに経営セーフティ共済を解約し、赤字の縮小(黒字の方向)につかうとよいかもしれません。
そうしますと、「2024年10月以降解約→再契約」のしばりを受けません。
再契約も気兼ねなく出来るというものです。
解約手当金10割となるのは40か月
解約して返ってくる金額は、過去何か月納付してきたかによります。
掛け金の全部が返ってくるのは40か月以上。
経営セーフティ共済本来の趣旨を見失わないようにしつつ、解約してからの2年間についての制限、知っておきたいですね。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
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Yシャツ着用時は脇汗パッド付きインナーを着ています。
が、パッドが特大サイズでもない限り、脇汗は貫通していきます。
暑すぎます。
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