税務調査先の選定はAIがする時代がやってきた
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国税庁が【令和5事務年度 所得税及び消費税調査等の状況】を公表しました。
調査先の選定はAIが行って、その成果も出ているようです。
所得税調査先の選定はAI
調査先の選定をしていたのはAI。
まずはこの事実にちょっと驚きました。
(わたしが知らなかっただけの可能性も十分あると思っていますが)
選定がR5事務年度からなのか、その前からだったのか。
どちらにしましても、
【申告漏れ所得⾦額の総額及び追徴税額の総額は過去最高を記録】
とのことで、大いに効果があったようです。
個人消費税調査
個人の消費税調査は、通常、所得税の調査と同時に行われます。
というわけでして選定はAIです。
その成果としてはこちらも
【調査等合計の追徴税額の総額は過去最高を記録】
とのこと。AIやるなぁ。
おまけ
他にも興味深い「調査等の状況」が載っています。
「無申告者」「消費税の還付申告者」「所得税の不正還付申告書」などですね。
無申告者については、わたしが見てきたごく狭い範囲に限った話ですが、開業からずっと確定申告していないパターンですね。
放ったらかしでも3年くらいは調査がありませんので、「なんだヨユーじゃん」くらいに思ってしまうのかも知れません。
消費税の還付申告については、はいじゃあすぐ調査!…ということはまずないです。
仕入税額控除の証明になる「仕入れ先・外注先からもらった請求書」の提出など、『簡易な接触』がメインになると思います。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
本日記
北中米W杯アジア3次予選、プレミア12と。
11月終盤を迎える前までスポーツイベント満載でした。
その反動かのように今はなにもなく。
さみしいですねぇ。
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