103万円の壁引上げ与党がゴネて税制改正大綱が遅れる
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2024年の「税制改正大綱」は2023年12月14日に公表。
例年のペースですと、今年(2024年)公表のもの(2025年税制改正大綱)は2024年12月13日だと思われました。
が、公表はされず。
遅れる予想はされていた
2024年10月終盤が投票日の衆議院議員総選挙。
政権与党が連立で過半数の確保ができず、2025年税制改正大綱の公表は遅れるであろう予想はされていました。
選挙後の予想は「負けたから」でした。
国民民主の103万円の壁引上げで遅れる?
ニュース等で広く知られているとおり、連立与党(特に自民党)が103万円の壁引上げに賛成。
…と見せておいて、実はやりたくない様子がここ2,3日でハッキリしました。
【12月12日】
●19歳から22歳については壁を150万円に引上げ
●特定扶養控除の適用が受けやすいようにする
→玉木さんホクホク。「さらなるプッシュをします!」とポスト
【12月13日】
●壁123万円でどうかと自公から提案
→先日の3党幹事長合意をコケにしていると玉木さんオカンムリ。
国民民主党を野党(特に立憲)から引き剥がしておきながら、幹事長間の合意をとりつけておきながら、なるべく国民民主の要求を飲まない方向へ持っていこう…という。
そういう狡猾さがあってこそ、長年国を運営していけるのでしょうかね。
なんにせよここに来ての大綱公表の遅れ、理由が変わったように見えます。
Writer|田中雅樹(税理士)
●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当(2019年4月~)
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演(東京地方税理士会広報活動)
●ブログは毎日
本日記
10月に横浜アリーナに行って、移動の電車などで文庫本1冊読みました。
そこから積読の消化を少しでもせねばという意識が働いて、遅読ですが。
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