宿泊税続々　全国に広まりつつ

 

円安＋物価高の影響か、外国人旅行客がたくさんやって来ている昨今。
京都市から始まった宿泊税アップが、全国の自治体に広まっています。

 

都府県や市町に広まる宿泊税

この宿泊税というものは地方税でして、都道府県や市町村といった、自治体の裁量（総務省の許可は必要）で設定することが可能です。

京都市では最高（10万円以上の宿泊）で宿泊税1万円ということがほぼ確定し、2025年1月時点で、全国の都府県・市町でも宿泊税アップがニュース記事になっています。

京都市宿泊税Max1万円、大いにアリだと思います

全国で広まる宿泊税について

オーバーツーリズム対策

京都市の場合はオーバーツーリズムへの対策。
宿泊税アップで、来すぎている観光客を抑えることができるかも知れませんし。
減らなくても、税収増となれば、公衆トイレの整備などにお金が使えます。

飲食店は値上げ検討を

ポッドキャスト番組「大吉ポッドキャスト　いったん、ここにいます！」で、博多華丸大吉の大吉さんが言っていました。
秋葉原のラーメン屋へ行ったところ、いくら待っても席が開かない。
その理由が外国人。
食べるのが遅いのか、あるいは食べ終わっても離席しないのか。
外国人観光客がおおく来店するようなら、思い切った値上げを実施してもよいと思います。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当（2019年4月～）
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演（東京地方税理士会広報活動）
●ブログは毎日