ペーパーレス・キャッシュレスを一歩進める国税庁

 

税の世界もペーパーレス、キャッシュレスが進んでおります。

 

用紙コーナーの見直し

税務署のエントランス付近など、わかりやすい場所にある用紙コーナー。
確定申告書だとか納付書だとかを、割と勝手に、持っていくことができます。
（納付書は、コロナ前には、すでに同コーナーには無かったかも…）

この用紙コーナーを2025年12月を目処に撤廃するとのこと。
皆さんお察しのとおり、e-Taxの利用が進んだからですね。
紙提出するにしても、国税庁サイトからダウンロードしてほしいということです。

ただ用紙の配布を一切やめるということではなく、税務署の総合窓口でもらうことは可能とのこと。

 

キャッシュレス推進デーの試行

一部の税務署で、2024年12月から、特定の日・●曜日を「キャッシュレス推進デー」と定めると。
税務署窓口でキャッシュレス納付への利用勧奨をガンガンに呼びかけて、納税者をキャッシュレス納付に誘導しましょうと。
ゆー取り組みを試行的に実施中なのだとか。

これに関しては、以前より、納税に関する関係各所が運動していましたね。
税務署（国）としては紙の納付書のコスト削減と、金融機関の負担も減らせて。
単純に窓口業務を減らしたいと思うでしょうから。

 

Writer｜田中雅樹（税理士）

●単発相談担当・税務顧問担当はタナカ本人です
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』他を担当（2019年4月～）
●FM-FUJI「教えて税理士さん」出演（東京地方税理士会広報活動）
●ブログは毎日