節税したくて法人成り。…の時代は終わったのか
スポンサーリンク
節税目的に法人成り。
どうやらその時代は終わっていたようです。
社会保険の加入が必須
法人(会社)で働く従業員は(役員もですが)社会保険の加入が必須です。
で、ご存知のとおり、社会保険の半分は会社が負担するものです。
法人じゃなくて個人事業主だったら、従業員5人以下で任意加入なのですが。。
給与所得控除額の天井
給与所得控除額の上限、195万円。
2020年(令和2年)分より195万円になっちゃいました。
その前まで節税目的で法人成りといえば、法人にかかる税率と同じくらいの所得税率まで、社長の給料にお金を移す。
だったのですが、会社役員など、給料高い人の所得増税でやりにくくなってしまいました。
やることも多い
法人は個人事業者に比べてやることがたくさんあります。
上のブロックに書いた社会保険に関することがそうですし、
申告も手間がかかるし、
役員の登記なんかも地味にめんどくさい。。
株主総会(議事録だけ?)だってちゃんとやらないと。
あ、公告なんてのもありましたね?
法人はいつ作る
じゃあ法人成りのタイミングはいつなのか。
たぶん、いつでもありません。
まっとうな理由で、たとえば取引先から求められたとか。
先方が取引をする条件として個人NGであるとか。
まぁこれがまっとう(あらゆる意味でまっとう)なのかも知れません。
Writer|田中雅樹(税理士)
●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当(2019年4月~)
●FM-FUJIラジオ出演(1年に1回ペース)、ブログは毎日。
本日記
「法人税 おもしろい話」で検索。
海外の変わった税金が出てくるだけでした。
(ポテチ税とかw)
昨日の1日1つ
●paidyで支払い
今日のラジオ
●佐藤と若林の3600
●髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ