池袋「とんかつは飲み物。」に見た、言葉のチカラ。
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池袋の「とんかつは飲み物。」。
なかなか引力ある店名です。
中身は名前に反して、王道で、ふつうにおいしいトンカツでした。
あらためて、言葉のパワーも感じまして。
まず気付いてもらって、ということでしょうか。
「え?カレーじゃなくて?」と、思わず口に出る看板。
カレー=飲み物 については、いつの間にか普通のことになっていました。
叩かれるコワさもありますが、言葉は大きいです。[/speech_bubble]
カレーは飲み物。じゃなくて
とんかつは食べ物、です。
そこを飲み物といいきる看板。
見る人を思わず立ち止まらせ、一度食べてみたいという欲求を揺さぶります。
気を引く力は100点でしょう。
さらに味が良ければ、リピーターの出来上がりです。
実は「カレーは飲み物。」の系列店
なんと!と言いますか、やはり…と言いますか。
「カレーは飲み物。」の系列店だそうで。
「カレーは飲み物。」で食べたことがないのですが、お惣菜無料トッピング3点を選べるところも同じなのですね。
ご飯の量を選べるところもいっしょ。
(しっかり揚げ については、写真で気付きました。)
とんかつは咀嚼(そしゃく)していただく物。
↓いちばん安価(790円)な「淡麗とんかつ定食」です。
お惣菜3点は、ポテサラ・生卵・豆腐 を選択。
トンカツは、流動食のようなもの出てくるのではないかとひそかに思っていましたが。。
オーソドックスな、普通においしいトンカツでした。
トンカツは全部、カラシでいただきました。
カラシでおいしければ、わたし的には合格のトンカツです。
(偉そうなこと言っています。)
お腹が空いているときなら、トンカツ1.5枚のせ、3枚のせ(ミルフィーユ)もアリだと思いました。
言葉のアイキャッチ効果
ブログって、「対人間」ですと、タイトルで 読むor読まない に大きな差が出てきます。
TwitterやFacebookに更新情報を載せると、もうホント、タイトル次第でして。
読んで語呂のいい言葉や、イイこと書いてあるかもという期待。
そういう見出しでないと、クリックされません。
検索エンジンはワードですが、人は直感です。
(言葉で気を引き、中身が伴っていないと…。という問題が後にありますが。)
「とんかつは飲み物。」は、見た目にインパクトのある言葉。
いわゆる インスタ映え 的にもイケてます(と思います)。
姉妹店の「カレーは飲み物。」も、まっとうなカレー店のようですし。
そう考えると「とんかつは~」も、まっとうでオカシイことはありません。
変な名称なのに、中身は実は王道。
そういうギャップ、キライじゃないです。
フツーじゃねえか!
(うまくねぇじゃねえか!)
と腹を立てる人もいるでしょうけれど。
万人受けしようと思ったら、「飲み物。」なんて店名は無理です。
良い・悪い をさて置いても、まずはとんがるという選択もアリな時代でしょう。
言葉の力って、スゴイものがありますからね。
(口コミだけで広がる名店も、ありますけれども。)
キャッチコピーセミナーあの日あの時あの場所で、あの人の話を。だからセミナーはやめられない
編集後記
今日は初夏のような暑さ。
Tシャツで自転車に乗る人をけっこう見ました。
花粉症の人間としては、自転車はこわすぎます。
ゴーグル+マスク でもしないと、その晩は眠れない気が。。
昨日の一日一新
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