節税と税制改正のおいかけっこ

 

法人（会社）にかかる税金の1つ「外形標準課税」。
これ、資本金が1億円を超える（資本金額が1億1円以上）会社にかかるものです。
が、それを逃れるため、資本金を減らす会社が散見されたとのことで、見直し議論をするようです。

 

すべては株主利益

脱税とは似て非なるもの「租税回避」。
法に反することなく、税金を安く済ませるためのタクラミ…みたいなものでしょうか。

有名どころですと白い犬のスマホを売る、福岡のプロ野球チームのオーナーでもあるあの会社です。
安く出来る税金をそうせずにいるのは株主利益に反すると。。

 

何が正しいのか

ソ●トバ●ク社などの租税回避行為を見ますと、人によって見方は変わるのでしょう。
ダメでしょ！…と書く記事には「そうだよなぁ」と思ってしまいますし。
安く済ませることができるなら　会社を守るためにやったこと…　ともとれます。
立場によって言い分はあって、それを許すか許さないかはお上にしか決められません。
そこにわたしの言い分の入る余地はありません。

Writer｜田中雅樹（税理士）

●担当者はタナカ本人。
●社長の「こうしたい」を取り入れた問題解決を提案する。
●山梨県内の専門学校・非常勤講師として『租税法』を担当（2019年4月～）
●FM-FUJIラジオ出演（1年に1回ペース）、ブログは毎日。