<’17.5.19更新>【税理士試験】第67回を独断と偏見で予想する(1)
スポンサーリンク
来年の税理士試験を勝手に予想してみます。
予想と言っても、「まとも」か「荒れる」か程度のものです。
あぁそうかもね、くらいでお願いします。
第66回の法人・消費の出題内容を受けて、11月に書いたものがこちら。
【税理士試験】本試験、奇問・難問の場合への備え
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士やってるタナカです。
試験まであと2か月とちょっと。昨年12月、かなりつたないですが第67回について書いてみました。
参考になるような内容ではないですが、困った問題が出たときほど冷静に。そして「見送る勇気」を持つ。問題も答案用紙も全部見て、全体で勝負してきてください。[/speech_bubble]
法人税法
税理士の試験委員が前回(第66回)3年目だったので、第67回は新しい試験委員になります。
計算は「まとも」化すると予想します。
第66回の理論は22条(事例)だったらしいので、第67回はベタもある。
事例も1問は出るかもしれないし、もちろん外せないですが。
第66回に比べれば、答案用紙の構成も含めて、「まとも」化予想です。
計算をまとも化と考えるわけ
第63回までの税理士試験委員の問題は、絶賛されています。
(信者みたいな受験生や合格者もいるくらい。)
その後第64回からの3年間を担当した税理士が、うち2回で世間を騒がせました。
なので、次回は戻ります。それだけです(笑)
理論をまとも化と考えるわけ
試験委員ももうちょっと考えると思うので(^_^;)
ところで、第65回で「グループ法人税制」は出たんですかね?
出てないなら、そろそろグループが出てもいいのかなと。。
(テキトーな予想屋です。)
おせっかいな対策として、22条の通達というか事例というか(この辺の表現にいつも困るのですが)、22条関係は仕訳命。
仕訳書かせる問題は、大原もTACもたくさん提供してくれているので、たくさんやっておくといいです。
消費税法
消費税法の税理士の試験委員は、第67回が3回目でしょうか。
私が合格した第65回本試験は、理論・計算ともに、マジメな税理士講座受講生にとって都合のいい問題。
(資格学校的にも「いい問題」。)
見慣れない問題が理論で出たものの、意味不明な問題ではなく、できなくても納得いくものでした。
67回計算は、「まとも」なものに戻すでしょう。
理論は、65回、66回と国税庁サイトから引っ張ってきた問題らしいですね。
(第65回については、理サブで十分対応可能でした。表裏の関係は除いて。)
理論も66回と同じ試験委員ぽいので、66回の問題で雰囲気を感じておいても良さそうです。
計算をまとも化と考えるわけ
第66回が世間をにぎわす問題だったので、さすがに67回は別解の余地があるような問題にはならないはず。
第65回はていねいに作問された印象を受けました。
第66回は時間がなくて、または目新しさチャレンジで、結果雑になったのかも。。
いちおう、ヘンなのが出たら出たで、それは仕方ないと。。
(2時間をちゃんと使うための開き直りの準備も。)
理論
理論担当は第67回が2年目。
ちょっと話しズレますが、第66回の「国税庁サイトからそのまま問題を引っ張ってくる」というのは、近いところで相続税法でもあります。
第65回の「教育資金」の理論がそうだったみたいですが、これは理サブ・理マスで対応可能な範囲だったので、誰も気にならず。
びっくりするのが、東北の震災があった年です。
計算で宅地が3つ出題されて、すべて国税庁サイト。
知っている人は楽勝、知らない人には3つ全部超難問。
税理士試験作問は名誉なことのはずですが、なにぶん人間のやること…
忙しくてやってられません、となれば。。
(手抜きではなく、「税理士になろうとする人間が見ていないとは何事か」という見方もできますけど。。)
でも順番を誤らないで!と言わせてください。
大金払ってる大原・TACのレールにまずは乗って、国税庁サイトは余裕で見るもの。
(と、思います。。)
キホン、消費理論は「理論の理解・暗記」、「事例対策」で問題ないでしょう。
優秀すぎる人の落とし穴
私の勝手な想像ですが、理論を完璧に覚えて、計算も完璧にこなしてきた人の中には、イレギュラーに対応できない人がいます。
結果論ですが、私は合格を意識して受けたときは全部合格。
自慢です!(ウソですよ!)
ちなみに日商1級は落ちました。。
私の何が良かったかと考えると、イレギュラー対応力。(たぶん)
答練で手が付かない問題に遭遇することはしょっちゅうでしたし、あっさり見送ることに慣れていました。
(見送りすぎて、「白紙はマズイです」 と講師に朱書きされたこともある。笑)
「オレにできないはずがない!」 は、一切なし。
誰もができるところを、95パーセントくらい正解する。
(プラス、正答率低めのところを、できればちょっと正解する。)
プライド低め。けっこう大事です。
(たぶんです。)
そして、イレギュラー対応力とは、スルーする力!
(。-`ω-)
次回(相続、国徴)【税理士試験】第67回を独断と偏見で予想する(2)
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
【編集後記】
明日は大原の祝賀会です。
官報・認定の祝賀会はなくなってしまったので、出席するのは明日だけ。
相続でお世話になった講師は来ないみたいなので、国徴の講師しか報告する人がいません…
飲食に徹するしかない。。(´Д⊂ヽ