【税理士試験】複数受験で短期合格?<’17.2.9更新>
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[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]山梨県で税理士として開業予定の、タナカです。
今回の記事は、税理士試験で、2科目同時合格のための心がまえなどについて書いています。
では、さっそくいってみましょう![/speech_bubble]
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
税理士試験の新年度開幕!
2017年の税理士試験に向けて、来週から資格学校の講義が始まります。
初回の講義はお試し受講ができたり、前日以前の申し込みや複数科目の申し込みで受講料オフの特典があったり、悩ましいところです。
複数受験を決意して、結果1年に2科目以上合格できれば、これに越したことはありません。
しかし実際は、勢いでその決意をしたものの、うまくいかなくなってしまう人が多いと思います。
複数受講のスケジュールから考えてみる
例えば、「来年は法人税法と消費税法を受験しよう」と考えたとします。
大原やTACでは、法人税法の講義は週2コマ、消費税法は週1コマですよね。
わたしの場合は地方在住(山梨)のため、週末クラスで主に都内に通っていました。
2科目となると、土曜日に法人のロング、日曜日の午前中に消費、といった感じでしょうか。
この場合、土曜日に消費税法の勉強をまったくやらない という可能性がありますね。。
仕事をしながらの勉強であれば、繁忙期のことも考えないといけません。
サボっているのと同じ
法人の講義を受けている間、法人の復習をしている間、消費税法の勉強をサボっていることになります。
逆もまたしかりですね。
消費の勉強をしていれば、その間法人をサボっていることになります。
簿記論・財務諸表論の同時受講はこの例とは違うと思いますが、講義を受ける時間は増える(=復習時間が減る)わけで、簡単なことではありません。
2科目スタートした方へ!<’17.2.9追記>
2科目スタートしたという方、とにかくまず考えることは、
- 毎日両方の科目に触れる(たとえ少しでも!)
- 週末ロングの講義後は、その日講義ではなかった方の科目をやる
この二つでしょう!
2番ですが、もちろん、講義後すぐの復習はやっておきたいところ。。
講義後すぐに自習室へ行く人は、まずはその日の講義の復習でもいいでしょう!
(もう一方の科目は、講義前の朝のうちにやるとか。)
そうじゃなくて、講義後すぐ帰るという方。
電車の中で「講義ではなかった方の科目」をやってみてはどうでしょうか。
疲れてしまってツライ場合は、乗り過ごさないように寝てしまうのもひとつの手ではあります。。
でも、なんとか理サブを読めそうだったら、ぜひ立って、理サブがんばりましょう!
[speech_bubble type=”fb” subtype=”L1″ icon=”ORE.png” name=”タナカ”]とにかく毎日、両方に触れる。たいへんだと思いますが、最後まで粘り強くやり抜いた人が、複数科目いける人になります![/speech_bubble]
まとめ
- 複数受験・複数受講は、1科目受験よりも、さらに上をいく鉄の意志が必要
- 途中で1科目に絞るということになれば、お金も時間ももったいない
- 確実に勉強以外のプライベートな時間は無くなる
でも、1年で複数科目を合格できれば、税理士試験合格まで2年から3年で達成という道も!
9月の講義開始から8月の本試験まで、
- 複数科目勉強するだけの時間は取れるのか、
- 最後まで気持ちが続くのか、
冷静に考えてみましょう。
(ちなみに私は何度も失敗しています。。)
【編集後記】
8月の本試験、今年は「相続税法」「国税徴収法」を受けました。
キツイです2科目。。
複数申し込んだ当初は復習や直前期の厳しさなどを想像すると思いますが、試験2日目の相続税法本番の前日は、相続の勉強しかできませんでした。
相続の前日は、国税徴収法の勉強がまったくできなかったんですね。
複数科目の勉強を実際に始めてみないと、見えてこない面があるんです。
【一日一新】
明日・明後日、地元消防団の旅行のため、ブログの予約投稿。